幼い頃は50音表を見ても特に不思議に思わなかった。
50まで数えられなかったからだ。
小学生になって、どうして50ないのに50音表なのだろうかと不思議に思った。
たまたま読んだ名探偵コナンの回にいろは歌が出て、「ゐ」と「ゑ」が使われなくなったからかと合点した。
ここで小学生の自分は勘違いしている。
ゐとゑが増えても50には届かない。他にも見落としがある。
数えなおせば気付けたのだろうが、残念な話だ。
それ以降は特に気にせず過ごしていたのだが、バカリズムさんやラーメンズの小林賢太郎さんがパングラムの日本語版のようなネタをされているのを見て、改めて気になってきた。
ので調べた。(こちらの記事など)
端折ってしまうけど、膨大にある中から50+1選んでまとめたのが50音。
現在の「や行」「わ行」の空欄に「ゐ」と「ゑ」の他にも使われなくなった音があるそうな。
50+1って書き方が引っ掛かった人いると思うけど、「ん」の音は特殊なので別物として扱っていたらしい。
はえ〜。よく見たらいろは歌にも「ん」の音ない。
……こういう話、ざっくりで良いから古典か日本史の授業の一番最初にやってくれません?
駄目? それともやってたのを忘れていただけ?
漢字からひらがな・カタカナが生まれた話はやってたけど、50音の成り立ちはやってないと思うのだが。
余談。
名探偵コナンのその回、被害者にリスペクトみたいな締め方していたけど「いや迷惑だし誇りがあるなら余計やっちゃ駄目だろ」と思った。