先日旧Twitterで忍たまの新作映画が製作されると話題になっていた。
懐かしいな、忍たま。
アニメはトリートメント回までは見続けていた記憶がある。
当時の自分は一部視聴者への媚びを感じて離脱した。
振り返ってみれば偏った見方で、多分きっとおそらく普通の回の一つだった。
余談だが「穿った見方をしていた」と書こうとして、念のためggったら誤用だった。
危ないところだった。
忍術解説するの好きだったなと書いていて、何の解説があったか覚えていないことに気付き愕然とした。
何を以て好きだった記憶が残っているんだ。感情の記憶? わからん……。
水遁の術とか、隠れ身の術とか、メジャーどころはやっていたはず。
あと砲の説明があったような。砲? ほんとか??
小学生時代に一冊だけ忍たまの原作本を読んだことがある。
小学校の図書室に一冊だけあった。
元はシリーズで何冊もあったのが紛失していって一冊になったのだろうと思う。
タイトルは鵺退治の巻、とかそんな感じだったはず。
鵺じゃなくて別の妖怪だったかもしれないが、鵺だったとして書く。
「忍たまって実在しない妖怪も扱うんだ〜」
と思って手に取った後、
「絵柄がアニメと違う!」
と。表紙見て驚いた覚えがある。
残念ながら内容はほとんど覚えていない。
覚えているのは「鵺はこちらの言葉を真似るが、同じ言葉を繰り返した言葉は使えない」というもの。
説明が下手だなあ。本編はちゃんとやってくれていた。
鵺相手にお馴染みの三人組が話しかける。
「もしもし、しもしも、(他にも何か言っていたはずだが覚えていない)」
「もし……、しも……、(他にもry)」
「本物だー!!」
この後どうなったんだろう。
自力でどうにかしたのか、先生か誰か助けが来たのか。思い出せない。
鵺と紙コップ電話でやりとりしていた気がするのは流石に記憶違いだろうか。
ともかく、もし……、しも……、としか返せない人外を不思議がると同時にハッとした。
「電話でもしもしって最初に言うの、声しか聞こえない電話で人間かどうか判断するためでは」と。
で、調べたら当然そんなことなくてがっかりした。
(申します申します→もうしもうし→もしもし)
写真で魂取られる迷信があったなら、電話も人外と繋がりそうで怖かったんじゃないかと思ったんだけどなあ。