2008年09月02日
ネットブック
「ネットブック」といものが、世に出てしばらく経つという。「Atom(TM) プロセッサーを搭載」というのが、どうやらキーワードらしい。今までのブックサイズよりも小さく、携帯電話よりはいくぶん大きい。しかし、「WILLCOM D4」という機種を見てみると、ほぼ手のひらに乗せられるほどの大きさである。これで、基本スペックはCPUにAtom Z520(1.33GHz)を採用し、メモリーは1GB、40GBのHDDを内蔵する、というのだから恐れ入る。下手なノート型とスペックが変わらないではないか? これまで、確かにノートを持ち運びしているビジネスマンは気の毒だと思っていたが、この大きさなら持ち運びにも便利だろう。また、携帯電話ではインターネットができるとはいっても、どうしたって画面が小さすぎるし、オフィス機能に乏しい。プライベートツールとしてならアップルフォンというのもありだろうが、あれだと遊び用途が専らとなってしまうだろう。
今後の課題はやはり、処理能力と電源蓄積能力、それと小さな画面でどこまでビジネスユースをカバーできるかということだろう。能力面は技術進歩に伴い向上していくだろうが、画面の大きさの問題は、小さい画面でもプレゼンできるような何か新たな発想が生まれなければ、広く普及していくのには苦しいのではないだろうか。
今後の課題はやはり、処理能力と電源蓄積能力、それと小さな画面でどこまでビジネスユースをカバーできるかということだろう。能力面は技術進歩に伴い向上していくだろうが、画面の大きさの問題は、小さい画面でもプレゼンできるような何か新たな発想が生まれなければ、広く普及していくのには苦しいのではないだろうか。
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