『母』
本当に
母の口の悪さは
子供ながらに何とかならないものか?
と思案するも・・・
言葉というものは
思考にも繋がるもので
中々治らない。
本人に直接言う訳にも行かず、
しかし、
本当にスナイパーのような
マシンガンをガンガン打ちまくる。
地元で、
昔からのご近所さんは
そんな母のことをよく理解してくれているので
何となく上手くは
お付き合い出来ている。
どうにかならないものか・・・
そう考えていた時に
妹が
『唯一の欠点が口が悪いと思えばいい』
雲が晴れたようだった。
亡き父が残した言葉らしい。
でも、
コミュニケーションとは
先ず言語からだからな・・・
母はこの土地からは離せない
そう思う昼下がり。