2010年03月08日
もっともっとロシア
2010年3月3日(水)にNHK教育テレビで放送された、
『テレビでロシア語』講座の番組内『もっともっとロシア』の
コーナーで、チェブラーシカが紹介されました。
番組内で紹介されたチェブラーシカの絵本です。
「制作されて40年以上経っているにも関わらず、
なぜこれほどまでに愛され続けているのでしょう」
というナターリャさん(画像左端の女性)の問いに、
ソ連時代の集団主義、集団思考などの社会的観念、
歴史的背景等からその理由を熱く語る現代アート研究者
ロジオン トロフィムチェンコさん(画像右端の男性)。
アイデンティティー(同一性、共同体)を求めてさまよう
例外的な主人公『チェブラーシカ』が、その特殊性ゆえ、
皆に疎まれつつも、次第に理解者も増え受け入れられて
いくお話であるという事は、既に広く知られていますが、
同時に映画『チェブラーシカ』に登場するライオンやキリン、
猿などの様々な動物達は、アフリカやアジアの象徴でもあり、
異質性を認めあう大切さを説く物語であるのに加え、
『民族友好』の願いが込められた作品でもあるようです。
また、チェブラーシカは見た目にも愛らしく、
生まれもっての人気者、ヒーロー的に思われがちですが、
強くもなければ勇敢でもない、あくまで『ハネモノ』的な
存在だからこそ、真の仲間に恵まれ、皆にも受け入れられた
という箇所を、トロフィムチェンコさんは強調されていました。
(C)2010 まーりたん All Rights Reserved.
『テレビでロシア語』講座の番組内『もっともっとロシア』の
コーナーで、チェブラーシカが紹介されました。
番組内で紹介されたチェブラーシカの絵本です。
「制作されて40年以上経っているにも関わらず、
なぜこれほどまでに愛され続けているのでしょう」
というナターリャさん(画像左端の女性)の問いに、
ソ連時代の集団主義、集団思考などの社会的観念、
歴史的背景等からその理由を熱く語る現代アート研究者
ロジオン トロフィムチェンコさん(画像右端の男性)。
アイデンティティー(同一性、共同体)を求めてさまよう
例外的な主人公『チェブラーシカ』が、その特殊性ゆえ、
皆に疎まれつつも、次第に理解者も増え受け入れられて
いくお話であるという事は、既に広く知られていますが、
同時に映画『チェブラーシカ』に登場するライオンやキリン、
猿などの様々な動物達は、アフリカやアジアの象徴でもあり、
異質性を認めあう大切さを説く物語であるのに加え、
『民族友好』の願いが込められた作品でもあるようです。
また、チェブラーシカは見た目にも愛らしく、
生まれもっての人気者、ヒーロー的に思われがちですが、
強くもなければ勇敢でもない、あくまで『ハネモノ』的な
存在だからこそ、真の仲間に恵まれ、皆にも受け入れられた
という箇所を、トロフィムチェンコさんは強調されていました。
(C)2010 まーりたん All Rights Reserved.
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image