2016年11月27日
カテーテル検査
朝6時ごろから,急に胸の痛みで七転八倒。
30分後なんとか5分の1くらいに治まったが,
予約していた掛かり付けの医者に。レントゲンの結果,
心臓から肺にかける毛細血管が見当たらない。
詰まっている可能性があるので,緊急に手術できる病院を紹介するとのこと。
すぐ,タクシーでその病院にいくと24時間体勢の救急医療室に。
再度心電図,心臓のエコー検査。担当医師が現れて,
造影剤を入れてCTスキャンをするので同意書を。その後担当医は,
おそらく心臓の回りの血管が詰まっている可能性があるので,
カテーテル手術で血管を広げたい。脳梗塞等のリスクがあるが手術の同意書を。
同意すると,腕に点滴の確保,通常は手首からカテーテルを挿入するが,
できないときは,足の付け根から,カテーテルを入れるので,剃毛。おむつ。
その場合は術後5時間絶対安静のため,尿道の確保(チューブを挿入これが痛い)。
手術室が始まる。麻酔を右腕の手首にかけカテーテル(極細の針金)を挿入。
腕を通っている感じはするが痛みはない。意識は完全にある。
上部からはレントゲンカメラのような物が正確に何かをとらえようと
動き廻っている。天井の照明は,手術者のモニターを鮮明に写すためか,
3秒くらいで点灯したり消えたりする。スタッフは4,5人いるが,
術は一人で行っている。20分くらいたつと
「終了です」。
「不幸中の幸いか,チューブ等を入れるべき血管の閉塞はありませんでした」
術後は,枕の上部には心電図や酸素量をモニターするテレビのある看護婦士さん
のいる6人部屋に。しばらくすると,担当医が術後の説明に,
「おそらく高血圧の状態で心臓が膨張し,一時的に毛細血管に血液が行かない
状態だったのではないか」,「血圧の管理が重要です」
翌日の10時に退院した。