2017年06月20日
60歳から始めたい5つの習慣!!
60歳から始めたい健康のための5つの習慣
なんと、まだ、私は60になって居ません。
しかし、50を超えてからというもの、
時間の経つ体感が
年々短くこれを、感じる様になり、
57歳の現在、(気付くのが遅いかも?ですが)秘かに、
危機感を覚えています。
時間が立つのを早いと感じる。
と言う事は、つまり、時間は絶対的な物差しとして、
伸びても、縮んでもいない訳ですから、
年々、自分自身の動きが鈍くなってる証拠なのではないか?
と思うに至ったのです。
18歳という歳から、30年以上も「和食」の調理の現場に立ち続けて来た私の
これまで、学んできた知識をもとに、
私なりの「アンチエイジング」の提案として、
簡潔に習慣づけたい事を
ここに、列挙してみたいと思います。
1)読む習慣
意識して、進んで”活字を読む”機会を
増やし習慣化することで、「脳の活性化」を目指します・
2)笑う習慣
「よく笑う人ほどボケにくい」と言われます。
3)深呼吸の習慣
深呼吸を習慣化する事で、
酸素の取り込みの効率を高めるというものです。
4)書く習慣
意識して、手書きの機会を多くして行くのも習慣にしたいのです。
文字を書くことは認知機能を高めるのに効果的だからです。
5)歩く習慣
午後で構いませんので、ウオーキングを習慣化したいのです。
”身体を動かす”と言った側面から
脳の活性化に寄与しようとする試みです。
ここに挙げた5つを総合的に習慣化して行く事で
私なりの「アンチエイジング」に挑戦したいのです。
@「読む」ことを習慣に!
これは、”せめて1日1回くらいは、まとまった文章を読もう。”
と言う提案です。
「そんなの、やってるよ。」と言える人よりは
「言われてみれば、このごろは、雑誌、本にかかわらず、あまり読み物に触れてないなあ。」
と言う人の方が多いのではないでしょうか。
理由としては、読みたいものが無いから。というよりは、
読もうという意欲が湧いて来ない。と言うことかも知れませんね。
それに、広告されてプッシュされてる本とか、
書評に取り上げられてる本にしか目が向かないため、
読みたいと思えるに足る本との出会いが無いままになってるのでしょうね。
インターネットで本探しが出来る時代では有りますが、
検索と言う行為自体、目標物のタイトルなり、内容なり、
明確なキーワードありき。
ではじめて、検索をスタート出来るので、
実際に本屋さんに足を運んで、目で見て散策する中で、
「この本、読んでみたい」と
新しい本との出会いが見つかるケースとは、
そもそもの、そこにたどり着く流れが全然違います。
ネットで探すよりも、直接、本屋さんに出掛けて、新しい出会いを見つけましょう。
脳を鍛えるには、テレビより、活字。
テレビやラジオだと、
情報が一方的にメディア側のペースで送り込まれて来て
勝手に、頭の中に置いて行かれます。
一方、「読む」と言う行為は、積極的に自分の意志で活字を追いかけ、
その意味するところを、頭の中に取り入れようとしなければ前に進まないので、
それなりの努力が必要となります。
自分が早く老け込まないための対策の一つとして、
僕が「読書」を提案するのは、この様な理由からなのです。
A笑う習慣!
世の中にはいろいろな情報が乱立していて、
どれが正しいのかを選択するだけでも一苦労
という現状ですが、
どうなんでしょう?
「健康」と「笑顔」の関係は。
ニワトリと玉子みたいですね。
健康だから笑顔が増える?
笑う事が健康を助ける?
さて、どちらが先でも後でも
身体にとって良い連鎖を生み出すことは、容易に理解できます。
勿論、TPOという常識が有って、
お通夜や葬式で、大笑いするのはモラル面からもNGですが、
普段の生活で、周囲に迷惑のない限りでは
笑顔が多い方が良いと思いませんか?
かつて、アメリカのジャーナリスト、「ノーマン、カズンズ」氏は
難病の強直性脊髄炎にかかり、
全身、強烈な痛みに襲われ、
大学病院で、様々な治療を受けても
痛みから解放されることが叶わなかったのに、
友人の個人病院開業医の勧めで
テレビのお笑いのフィルムを見たところ
10分間、お腹を抱える程笑うと
少なくとも2時間は痛みを感じないで
眠れるほどの効き目があったそうです。
この、笑いの効用が医学雑誌に掲載されるや、
これを契機に、「笑い」の研究が世界中で幅広く行われるようになりました。
笑う事で免疫力が高まり、それがガンの発症を予防したり
進行を遅らせる可能性があるとして、実際の臨床に用いられている施設もあるそうです。
耳にしたことを一瞬にして理解して笑う。
と言う行為には、高度な認知機能が必要なはずです。
声を出して大笑いしないまでも
せめて、笑顔を絶やさない様、心がけたいですね。
➂深呼吸の習慣
これは、意識して深呼吸する回数を増やそうという試みです。
普通の呼吸なら、頼まれなくても、
”ゆりかもめ”の自動運転の様に、
人間は呼吸する様に黙ってても脳ミソが体に命令して行って居る事ですが、
深呼吸となると、自分がその気にならないとなかなかやらない呼吸です。
私たちは、ゆっくりと深呼吸することで、
精神的な安定を得られることを、経験から知っています。
だから、心配事が有ったり、緊張した時などで、
動悸がしたり、呼吸が速くなったりすると
それを鎮めるために、意識的に深呼吸をする知恵を身に付けています。
なので、深呼吸した後は、脈拍も正常になり筋肉の緊張も緩みます。
それに、動脈血の中の酸素濃度も上昇します。
ところが、この動脈血の酸素濃度(酸素分圧)は
「100−0,3×年齢」で表されるように、
加齢とともに、健康な人であっても、いやでも、低下します。
だから、意識して深呼吸の回数を増やすことを、
年齢に伴って習慣づければいい。と提案したいのです。
酸素分圧が低下すると
脳、心臓、腎臓、肝臓、筋肉などに十分な酸素を供給できなくなり
機能低下を招く危険性があります。
深呼吸によって酸素分圧が上がれば身体の動きは活発になります。
そう考えると加齢の体には、深呼吸は、いいことずくめですよね。
その深呼吸を習慣化する事は老化を抑制する対策としては、外せない一つですね。
C書く習慣!
私も例外ではないのですが、
昨今はパソコンやタブレットスマホといった、
先進技術の発達によって、
手書きで物を書く機会が少なくなってきています。
こんな風にブログをやっていると、
既に、かつて手書きだった日記は
ブログの更新で事が足りた気がしてるし、
手紙についても、今はメールと言う手段があるため、
手書きと言う作業とは違ったものにシフトされています。
現役で板前さんだった頃は、お店の「お品書き」でも、
宴席の献立でも、すべて、手書きで、
しかもそれは、いちいち硯に墨を摺って筆字だった訳です。
数年前までは、毎年、年末近くなれば年賀状書きも、
年中行事の一つだったのですが
「あけおめーる」などの習慣が一般化してきてからは、
年賀状すら、目上の人にだけ手書きで
親しい人たちには、決まり文句の雛型を
一斉送信で済ませられる様になり、
「手書き」からは一層、遠のいてきた様に思います。
しかし、これらの行為は、
一定の脳と指先を使ってる作業では有っても
手書きのそれと、同等では有りません。
これはこれ、それはそれ、別物と考えましょう。
便利な時代だからと言って
楽して用が足りる生活に甘んじたままでは、
脳や身体機能が退化して行く事への危惧をもつ必要があります。
文字を書くという行為は、認知機能を高める事が知られています。
なにも、時代に逆行して、昔に戻ろうというのではなく、
今の生活にプラスして、「文字を書く」習慣となる物を
何か1つで良いから、付け加えて見て下さい。
人それぞれライフスタイルは違って居ますから
一律に規定して「これをやりましょう」とする具体的な事は言いません。
自分なりに、何か1つ、「書く習慣」を作って見て下さい。
私の場合、書斎とは別に、いま読みかけの書籍を1冊必ずトイレに置く様にしています。
ちょうどテレビドラマが別々のチャンネルの放映物が
別々に進んで行くイメージで
トイレにはトイレのチャンネルの楽しみがあるという訳です。
途中まで読んで、
用を達した後は、読んだところまでの
ページにブックカバーを挟んでおいて
続きは、この次トイレに来た時までのお楽しみ。とするのです。
そして、それに並行して、トイレの壁にはメモ帳と鉛筆が紐でぶら下げてあります。
自分しか分からないレベルの走り書き、殴り書きの、書評を
毎回の読んだところまでの範囲で書き残しています。
書くだけが目的なので、
後に公表する予定も無いので、自由な事が自由に書けます。
読書によるインプットに対するささやかなアウトプットです。
そして、この手のメモはリビングのテレビの下に大学ノート1冊と、
書斎の机に1冊と、絶やさない様、常備して有ります。
気に入った名言、格言、など書き留めたり、自由ブックと名付けています。
時代が変わり、「書く」ことを失いかけた自分への
いみじくも、ささやかな挑戦の1つなのです。
D歩く習慣!
1日に1万歩、、、これは誰もが1度は耳にした言葉ではないでしょうか?
健康を考える人なら特に言えると思います。
現に”万歩計”なるものが、昨今100円ショップにさえ並んでいます。
でも、そんな言葉の流行とは裏腹に、
実際にそれを実行、持続出来て居る人は少ない様な気がしてなりません。
これは、統計を取った訳でもないので
私の単なる思い込みかも知れませんが
例えば、1日のタイムテーブルに組み込むことが難しいとなった人は
通勤のある一定区間だけを徒歩にシフトしてみるなどしますが、
やはり50代後半過ぎると、
身体も疲れやすくなり、
時間ギリギリまで睡眠を取る方が優先されて
徒歩だったところが自転車だったり、
元々のバスに逆戻りなんて事にもなったりします。
そして、目まぐるしい毎日の中で
”1日万歩”の初志は貫徹されず、
三日坊主を自覚したりします。
やろうとする気持ちが有っても、身体がついて行かない。
などの、もっともらしい言い訳で
自分を納得させるケースが少なくないのではないでしょうか。
まず、出来ないことの理由を探すのではなく
どうしたら、「歩く」ことを「習慣」に出来るか?
の可能性を個々のライフスタイルの中に探すことが先決なのです。
いつまでも若々しくありたい。とする理想の為に
自分としてできる事。
これを模索して習慣づける。
アンチエイジングの第一歩です。
まず、そもそもですが、
具体的に「一万歩」がどのぐらいなのか、
イメージが有りますか?
1分間に100歩(これは若い健康な人の早歩きですが)歩くとすると
100分(1時間40分)になります。
一度にまとめて1万歩となると、かなりハードですが、
何回かに分けてやれば達成できない目標ではないと思います。
でも、1万歩は、あくまで努力目標ですから、
少々少なくても気にすることは無いのです。
大切なのは「歩こう」と一歩踏み出す事なのです。
ウオーキングは記憶障害のリスクを下げるとされています。
人間の脳は加齢に伴い、神経細胞の活動が衰え、機能が低下します。
とくに、考え、記憶を制御する、といった情報処理に関係する
前頭葉の機能が衰えて来ます。
この前頭葉を鍛えるのに、
有酸素運動であるウオーキングが効果的であることが
明らかになって来ました。
また、歩くことが直接、記憶力を高める。とする研究結果も報告されています。
背中を丸めて肩を落として下を向いて歩くのでは効果は半減します。
それでなくても年なのですから、
歩く姿も、ビジュアルから入りましょう。
背筋をスッと伸ばし、前屈みにならない様に、
顎を引き、真直ぐ進行方向を見て
肘を軽く曲げリズミカルに振り、
かかとから着地し、つま先から歩き出す。
こんな歩き方が足腰に無理が掛からず、
見た目も格好が良いみたいです。
背筋をスッキリ伸ばしただけで、5歳は若く見えるそうです。
*熱中症対策、紫外線対策も忘れずに。
暑い季節では、飲み水を携帯し、帽子をかぶり
日陰の多いコースを選び、頻繁に休憩を取りましょう。
健康の為なのに、無理して倒れて仕舞ったのでは意味が無いですからね。
紫外線を予防するのにサングラスは欠かせません。
女性だけでなく男性も、顔や首に、
しわやシミが少ない方がいいに決まって居ますので
紫外線予防にクリームを使うことをお勧めします。
寒い季節、特に強風、雪、雨の日などは、
屋外でのスポーツは控えた方がいいでしょう。
ルームランナーなどでウオーキングの代用は可能です。
若い頃ならいざ知らず、高齢者の仲間入りをした今となっては、
悪天候を押してまで屋外運動するのは、あまり粋だとは思えません。
散歩は一人で出掛けるより妻(夫)や友達と一緒の方が楽しいし
それに安全です。そして、携帯電話と小銭を持った方がいいでしょう。
具合が悪くなったり、途中で雨が降り出し、歩いて帰るのが難しくなった時に
家に電話して迎えに来てもらうか、
タクシーを呼ぶこともできます。
小銭が有れば途中でちょっとしたショッピングをすることもできます。
大切なのは安全、安心を確保した上で、歩く事を楽しむ事なのです。
なんと、まだ、私は60になって居ません。
しかし、50を超えてからというもの、
時間の経つ体感が
年々短くこれを、感じる様になり、
57歳の現在、(気付くのが遅いかも?ですが)秘かに、
危機感を覚えています。
時間が立つのを早いと感じる。
と言う事は、つまり、時間は絶対的な物差しとして、
伸びても、縮んでもいない訳ですから、
年々、自分自身の動きが鈍くなってる証拠なのではないか?
と思うに至ったのです。
18歳という歳から、30年以上も「和食」の調理の現場に立ち続けて来た私の
これまで、学んできた知識をもとに、
私なりの「アンチエイジング」の提案として、
簡潔に習慣づけたい事を
ここに、列挙してみたいと思います。
1)読む習慣
意識して、進んで”活字を読む”機会を
増やし習慣化することで、「脳の活性化」を目指します・
2)笑う習慣
「よく笑う人ほどボケにくい」と言われます。
3)深呼吸の習慣
深呼吸を習慣化する事で、
酸素の取り込みの効率を高めるというものです。
4)書く習慣
意識して、手書きの機会を多くして行くのも習慣にしたいのです。
文字を書くことは認知機能を高めるのに効果的だからです。
5)歩く習慣
午後で構いませんので、ウオーキングを習慣化したいのです。
”身体を動かす”と言った側面から
脳の活性化に寄与しようとする試みです。
ここに挙げた5つを総合的に習慣化して行く事で
私なりの「アンチエイジング」に挑戦したいのです。
@「読む」ことを習慣に!
これは、”せめて1日1回くらいは、まとまった文章を読もう。”
と言う提案です。
「そんなの、やってるよ。」と言える人よりは
「言われてみれば、このごろは、雑誌、本にかかわらず、あまり読み物に触れてないなあ。」
と言う人の方が多いのではないでしょうか。
理由としては、読みたいものが無いから。というよりは、
読もうという意欲が湧いて来ない。と言うことかも知れませんね。
それに、広告されてプッシュされてる本とか、
書評に取り上げられてる本にしか目が向かないため、
読みたいと思えるに足る本との出会いが無いままになってるのでしょうね。
インターネットで本探しが出来る時代では有りますが、
検索と言う行為自体、目標物のタイトルなり、内容なり、
明確なキーワードありき。
ではじめて、検索をスタート出来るので、
実際に本屋さんに足を運んで、目で見て散策する中で、
「この本、読んでみたい」と
新しい本との出会いが見つかるケースとは、
そもそもの、そこにたどり着く流れが全然違います。
ネットで探すよりも、直接、本屋さんに出掛けて、新しい出会いを見つけましょう。
脳を鍛えるには、テレビより、活字。
テレビやラジオだと、
情報が一方的にメディア側のペースで送り込まれて来て
勝手に、頭の中に置いて行かれます。
一方、「読む」と言う行為は、積極的に自分の意志で活字を追いかけ、
その意味するところを、頭の中に取り入れようとしなければ前に進まないので、
それなりの努力が必要となります。
自分が早く老け込まないための対策の一つとして、
僕が「読書」を提案するのは、この様な理由からなのです。
A笑う習慣!
世の中にはいろいろな情報が乱立していて、
どれが正しいのかを選択するだけでも一苦労
という現状ですが、
どうなんでしょう?
「健康」と「笑顔」の関係は。
ニワトリと玉子みたいですね。
健康だから笑顔が増える?
笑う事が健康を助ける?
さて、どちらが先でも後でも
身体にとって良い連鎖を生み出すことは、容易に理解できます。
勿論、TPOという常識が有って、
お通夜や葬式で、大笑いするのはモラル面からもNGですが、
普段の生活で、周囲に迷惑のない限りでは
笑顔が多い方が良いと思いませんか?
かつて、アメリカのジャーナリスト、「ノーマン、カズンズ」氏は
難病の強直性脊髄炎にかかり、
全身、強烈な痛みに襲われ、
大学病院で、様々な治療を受けても
痛みから解放されることが叶わなかったのに、
友人の個人病院開業医の勧めで
テレビのお笑いのフィルムを見たところ
10分間、お腹を抱える程笑うと
少なくとも2時間は痛みを感じないで
眠れるほどの効き目があったそうです。
この、笑いの効用が医学雑誌に掲載されるや、
これを契機に、「笑い」の研究が世界中で幅広く行われるようになりました。
笑う事で免疫力が高まり、それがガンの発症を予防したり
進行を遅らせる可能性があるとして、実際の臨床に用いられている施設もあるそうです。
耳にしたことを一瞬にして理解して笑う。
と言う行為には、高度な認知機能が必要なはずです。
声を出して大笑いしないまでも
せめて、笑顔を絶やさない様、心がけたいですね。
➂深呼吸の習慣
これは、意識して深呼吸する回数を増やそうという試みです。
普通の呼吸なら、頼まれなくても、
”ゆりかもめ”の自動運転の様に、
人間は呼吸する様に黙ってても脳ミソが体に命令して行って居る事ですが、
深呼吸となると、自分がその気にならないとなかなかやらない呼吸です。
私たちは、ゆっくりと深呼吸することで、
精神的な安定を得られることを、経験から知っています。
だから、心配事が有ったり、緊張した時などで、
動悸がしたり、呼吸が速くなったりすると
それを鎮めるために、意識的に深呼吸をする知恵を身に付けています。
なので、深呼吸した後は、脈拍も正常になり筋肉の緊張も緩みます。
それに、動脈血の中の酸素濃度も上昇します。
ところが、この動脈血の酸素濃度(酸素分圧)は
「100−0,3×年齢」で表されるように、
加齢とともに、健康な人であっても、いやでも、低下します。
だから、意識して深呼吸の回数を増やすことを、
年齢に伴って習慣づければいい。と提案したいのです。
酸素分圧が低下すると
脳、心臓、腎臓、肝臓、筋肉などに十分な酸素を供給できなくなり
機能低下を招く危険性があります。
深呼吸によって酸素分圧が上がれば身体の動きは活発になります。
そう考えると加齢の体には、深呼吸は、いいことずくめですよね。
その深呼吸を習慣化する事は老化を抑制する対策としては、外せない一つですね。
C書く習慣!
私も例外ではないのですが、
昨今はパソコンやタブレットスマホといった、
先進技術の発達によって、
手書きで物を書く機会が少なくなってきています。
こんな風にブログをやっていると、
既に、かつて手書きだった日記は
ブログの更新で事が足りた気がしてるし、
手紙についても、今はメールと言う手段があるため、
手書きと言う作業とは違ったものにシフトされています。
現役で板前さんだった頃は、お店の「お品書き」でも、
宴席の献立でも、すべて、手書きで、
しかもそれは、いちいち硯に墨を摺って筆字だった訳です。
数年前までは、毎年、年末近くなれば年賀状書きも、
年中行事の一つだったのですが
「あけおめーる」などの習慣が一般化してきてからは、
年賀状すら、目上の人にだけ手書きで
親しい人たちには、決まり文句の雛型を
一斉送信で済ませられる様になり、
「手書き」からは一層、遠のいてきた様に思います。
しかし、これらの行為は、
一定の脳と指先を使ってる作業では有っても
手書きのそれと、同等では有りません。
これはこれ、それはそれ、別物と考えましょう。
便利な時代だからと言って
楽して用が足りる生活に甘んじたままでは、
脳や身体機能が退化して行く事への危惧をもつ必要があります。
文字を書くという行為は、認知機能を高める事が知られています。
なにも、時代に逆行して、昔に戻ろうというのではなく、
今の生活にプラスして、「文字を書く」習慣となる物を
何か1つで良いから、付け加えて見て下さい。
人それぞれライフスタイルは違って居ますから
一律に規定して「これをやりましょう」とする具体的な事は言いません。
自分なりに、何か1つ、「書く習慣」を作って見て下さい。
私の場合、書斎とは別に、いま読みかけの書籍を1冊必ずトイレに置く様にしています。
ちょうどテレビドラマが別々のチャンネルの放映物が
別々に進んで行くイメージで
トイレにはトイレのチャンネルの楽しみがあるという訳です。
途中まで読んで、
用を達した後は、読んだところまでの
ページにブックカバーを挟んでおいて
続きは、この次トイレに来た時までのお楽しみ。とするのです。
そして、それに並行して、トイレの壁にはメモ帳と鉛筆が紐でぶら下げてあります。
自分しか分からないレベルの走り書き、殴り書きの、書評を
毎回の読んだところまでの範囲で書き残しています。
書くだけが目的なので、
後に公表する予定も無いので、自由な事が自由に書けます。
読書によるインプットに対するささやかなアウトプットです。
そして、この手のメモはリビングのテレビの下に大学ノート1冊と、
書斎の机に1冊と、絶やさない様、常備して有ります。
気に入った名言、格言、など書き留めたり、自由ブックと名付けています。
時代が変わり、「書く」ことを失いかけた自分への
いみじくも、ささやかな挑戦の1つなのです。
D歩く習慣!
1日に1万歩、、、これは誰もが1度は耳にした言葉ではないでしょうか?
健康を考える人なら特に言えると思います。
現に”万歩計”なるものが、昨今100円ショップにさえ並んでいます。
でも、そんな言葉の流行とは裏腹に、
実際にそれを実行、持続出来て居る人は少ない様な気がしてなりません。
これは、統計を取った訳でもないので
私の単なる思い込みかも知れませんが
例えば、1日のタイムテーブルに組み込むことが難しいとなった人は
通勤のある一定区間だけを徒歩にシフトしてみるなどしますが、
やはり50代後半過ぎると、
身体も疲れやすくなり、
時間ギリギリまで睡眠を取る方が優先されて
徒歩だったところが自転車だったり、
元々のバスに逆戻りなんて事にもなったりします。
そして、目まぐるしい毎日の中で
”1日万歩”の初志は貫徹されず、
三日坊主を自覚したりします。
やろうとする気持ちが有っても、身体がついて行かない。
などの、もっともらしい言い訳で
自分を納得させるケースが少なくないのではないでしょうか。
まず、出来ないことの理由を探すのではなく
どうしたら、「歩く」ことを「習慣」に出来るか?
の可能性を個々のライフスタイルの中に探すことが先決なのです。
いつまでも若々しくありたい。とする理想の為に
自分としてできる事。
これを模索して習慣づける。
アンチエイジングの第一歩です。
まず、そもそもですが、
具体的に「一万歩」がどのぐらいなのか、
イメージが有りますか?
1分間に100歩(これは若い健康な人の早歩きですが)歩くとすると
100分(1時間40分)になります。
一度にまとめて1万歩となると、かなりハードですが、
何回かに分けてやれば達成できない目標ではないと思います。
でも、1万歩は、あくまで努力目標ですから、
少々少なくても気にすることは無いのです。
大切なのは「歩こう」と一歩踏み出す事なのです。
ウオーキングは記憶障害のリスクを下げるとされています。
人間の脳は加齢に伴い、神経細胞の活動が衰え、機能が低下します。
とくに、考え、記憶を制御する、といった情報処理に関係する
前頭葉の機能が衰えて来ます。
この前頭葉を鍛えるのに、
有酸素運動であるウオーキングが効果的であることが
明らかになって来ました。
また、歩くことが直接、記憶力を高める。とする研究結果も報告されています。
背中を丸めて肩を落として下を向いて歩くのでは効果は半減します。
それでなくても年なのですから、
歩く姿も、ビジュアルから入りましょう。
背筋をスッと伸ばし、前屈みにならない様に、
顎を引き、真直ぐ進行方向を見て
肘を軽く曲げリズミカルに振り、
かかとから着地し、つま先から歩き出す。
こんな歩き方が足腰に無理が掛からず、
見た目も格好が良いみたいです。
背筋をスッキリ伸ばしただけで、5歳は若く見えるそうです。
*熱中症対策、紫外線対策も忘れずに。
暑い季節では、飲み水を携帯し、帽子をかぶり
日陰の多いコースを選び、頻繁に休憩を取りましょう。
健康の為なのに、無理して倒れて仕舞ったのでは意味が無いですからね。
紫外線を予防するのにサングラスは欠かせません。
女性だけでなく男性も、顔や首に、
しわやシミが少ない方がいいに決まって居ますので
紫外線予防にクリームを使うことをお勧めします。
寒い季節、特に強風、雪、雨の日などは、
屋外でのスポーツは控えた方がいいでしょう。
ルームランナーなどでウオーキングの代用は可能です。
若い頃ならいざ知らず、高齢者の仲間入りをした今となっては、
悪天候を押してまで屋外運動するのは、あまり粋だとは思えません。
散歩は一人で出掛けるより妻(夫)や友達と一緒の方が楽しいし
それに安全です。そして、携帯電話と小銭を持った方がいいでしょう。
具合が悪くなったり、途中で雨が降り出し、歩いて帰るのが難しくなった時に
家に電話して迎えに来てもらうか、
タクシーを呼ぶこともできます。
小銭が有れば途中でちょっとしたショッピングをすることもできます。
大切なのは安全、安心を確保した上で、歩く事を楽しむ事なのです。
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