2022年12月08日
ポルシェ924とフォルクスワーゲン67年式@ボディパーティングライン消去とパーツ確認と内外装塗装
セリカLBの次にストックの中からまたクルマ2台の製作に取り掛かったちゃーべんは、今度は国産旧車でも得意のホットロッドでもなく、2台のドイツ車である。考えてみればターボ車を組み立てるのも、RRのクルマを組み立てるのも生まれて初めてかもしれない(ドイツ車である以前に)。そんなちゃーべんが手を付けたキットは、
ポルシェ924(マイクロエース、旧LS1/24)
フォルクスワーゲン1967年式(ハセガワ1/24)
ワーゲンのボディはパーティングラインがよく探さないと見つからないほどの仕上がりで、ペーパーも1500→2000番で済んだ。ポルシェ924の方も同様ではあったが、多少バリがあった気がした。ちゃーべんにとってはもはやルーティンとなっているから問題はないが。
↓今回の該当キット
マイクロエース 1/24 (オーナーズクラブ24)No.24 '78ポルシェ924ターボ(1978年式)(プラモデル) 成型色 新品価格 |
ハセガワ 1/24 フォルクスワーゲン ビートル 1967 プラモデル HC3 新品価格 |
ポルシェの方はいつもの通り走りのイメージを大事にして組み立てようと考えているが、今回は漢臭い雰囲気をあまり出さないようにしたい。ホイールも付属のものを使ってメッキを生かしてスミ入れにとどめておこうかとも考えている。
無事にボディをキレイに整え、次は内装の状態はどうなのか、いい意味で楽しめるかどうか気になるちゃーべん。まずは内外装とボディ内部を塗装することから始めることにした。バリは削り落として黒塗装を一気呵成に進める。
その後は銀色の部分を筆塗りする。銀塗装はコツコツと平日の夜1時間ずつ時間を割いて進めるつもりではあったが、11月末にちゃーべんはダウンし、水曜以降に延期となった。
両車とも箱絵通りのパーツのみのランナー構成であるが、今回は色で変化を付けようと考えている。924の方は白、ワーゲンの方は黄色にしようと考えている。
>サーフェイサーを吹いて直ぐに色付けができるように、エアブラシのノズルに残った色を落とさずにすぐ吹けるように準備をしてある。おかげで机の上を狭くしてしまっているけれど、少しばかりの時短になればと思ってのこと。
また今回は車高の調整も拘らずにキットのまま組み立てるつもり。付属のホイールをそのまま使うが、それも今回はこのキットもドイツ車もどんな感じに仕上がるのかをまずは見てみたいからである。いつも作っている車種とは違ったチューンの上での拘りも全くわからないし…。
でも前回のセリカとほぼ同じ年代に見かけたことのあるクルマなので、飾る際にこれまでのコレクションと絡ませても面白いかもと思う。そんな時、SNSにアップする写真は当時のレコジャケが重宝する。
実はポルシェ924のオーナーのイメージが頭の中にあるので、今までのあまりにも漢臭い雰囲気から多少瀟洒な雰囲気にしたい。
旧車のド定番のホイールのRSワタナベはまさか使うことは無いが、キットのホイールに多少の墨入れをしてメッキを生かした仕上がりにしたい。
車体側面に「ポルシェ」とアルファベットで書いてあるデカールも使えるが、そんなことはフロントのスリットとエアスクープでどんなクルマかは余程のモグリでもない限り察しがつくだろう。そしてこのクルマに抜かれた瞬間に「924 turbo」と書かれた後部を見て「あっー!」という寸法である。こんなドライバーが女性だったらカッケーなぁ、と考えている。イメージとしては女傑のアシヤレーゼみたいな。
もう一つのワーゲンは黄色にするつもりだ。やっぱりカワイイし、何といっても「黄色いワーゲンを見ると幸せになれる」からだ。仕様としては何のカスタムもないノーマルで完成させる予定。お医者さんがよくビートルに乗っているのは問診の際にすぐ発車出来るからと聞いているが、少々手荒く乗られている個体だとしたら少々ヤレた感じを出すべきだろうか?オーナー像は「三丁目の夕日」のアクマ先生みたいな人だったりして…。
本筋に話を戻すと、ゲート跡のペーパー処理とその箇所の黒の再塗装を平日の夜にコツコツと進めて行くときに、シャーシなどの大きな部品はともかく、シフトノブのような細かい部品を切り離して他の部品と一緒にクリアー掛けできるように厚紙にマスキングテープで貼り付けておく作業は、やはりそれなりに時間がかかる。ダウンしていなければ来週の最初からボディ以外の組立とボディ塗装を並行して始められたのだが。
しかし両車ともに他のクルマとは違って、普通ならボディとは別に塗装を進めなければならないパーツがあり、924の方はバックミラーを、ビートルの方はホイールをボディ色で塗らなければならない。
これも「吊るし」で作るためだが、そうなるとクリアー掛けの後にどうやって1週間の間邪魔にならない所で乾かそうかを考えなければならない。パーツが床に落ちてホコリまみれになるのもイヤだし。
内装の塗装は、両方とも黒一色で仕上げる予定。いつもの国産旧車やホットロッドと変わらないと言われそうだが、ちゃーべん的にはそう違和感はないと思っている。
とにかく屋根の裏側でも黒い部分が目に入るとただのプラスチックの成形物のボディが完成後の想像を掻き立てる魅惑のパーツに化ける。ここでまたブンドドしそうになってしまうが、我慢しなければならないのがツラい。
パーツは内外装に関係なく表面だけクリアー掛けすればよいパーツと両面必要なパーツとに分けておく必要がある。
表面しか目に見えなくなるパーツとそうでないパーツがあるためだが、細かいパーツだと床に落とした場合に当然ながら落とすこともあるので、クリアー掛けのあとにどこで乾燥させようかということにも配慮しなければならない。
そこでシフトレバーのような、下にホゾがあるような部品は、マスキングテープに孔を空けてパーツを差し込んで台紙に固定している。
ちゃーべんはこの両方のクルマが、日本のメーカーからプロポーションモデルが出ていて良かったと思う。相応な価格と完成度で国産車以外の完成品も集められるからだ。
その意味ではマイクロエースのトランザムや、ニチモのアルピーヌルノーやロータスエスプリが見かけなくなったことが惜しまれる。今度はプロポーションモデルでどんなクルマを作ろうか悩ましいちゃーべんであった。
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