2016年06月11日
老人ホームや介護施設への入居にともなう、両親や祖父母の資産管理についての考察
85歳になる叔母は胃腸風邪をこじらせて3週間入院、
その間にすっかり体力が落ちてしまって、退院しても
家事一切をすることができない様子です。
いよいよ今後の両親の身のふりかたを考えなければな
らなくなったいとこの悩みは、古くなった両親の家のこと。
いとこは64歳、彼はマンションで家族5人息子夫婦と
一緒に暮らしています。
退院したばかりの母親と、自分では何も出来ない父親
を引き取っての同居生活は難しいし、スペースの問題もあります。
そこで両親二人とも一緒に入居できる施設をようやくのこと
で探したのはいいけれど、古い家の管理まではとても手が
回らないと判断した彼は、土地と家屋を売ることを決めました。
ところが、
両親はもちろん自分たちの家を売却することに賛成しません。
体が回復したら、家に戻ってくるつもりらしいのです。
でも、
実際問題として、このまま両親二人だけで生活するのは物質
的にも無理があり、買い物にさえ事欠く有様なのです。
そこで、渋る二人を説得するために、
専門家の意見を聞くということになり
不動産屋の見積もりを依頼したのでした。
築54年の家はかなり傷んでおり、ほとんどかちはありませんが、
50坪の土地を売ることが出来れば、少し上のランクの
老人ホームや介護施設への入居ができること。
そしてさらに、
金銭的な余裕が出来れば将来の不安が軽減されることなどの
生涯計画の見積もりも数字ではっきり示されたのでした。
後は、
両親が彼らの残りの人生をどのように考えているかということ。
立場的に
両親と積極的にかかわりを持てない彼は一人息子です。
ただ、彼らの意見を尊重するしかありません。
国民年金二人分の支給額と、不動産売却のお金で、安心して
老後が暮らせたらいいのにと思いながら、静かに両親を見守る
いとこの、あまり冴えない顔が気になります。
どう生きるかということと、
どうやって人生を終焉させるのか
・・・・・この間には計り知れないギャップがあるようです。
老人ホームや介護施設への入居にともなう、
両親や祖父母の資産管理についての考察は
直ぐに答えが出そうもない深刻な問題です。
明日は我が身・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その間にすっかり体力が落ちてしまって、退院しても
家事一切をすることができない様子です。
いよいよ今後の両親の身のふりかたを考えなければな
らなくなったいとこの悩みは、古くなった両親の家のこと。
いとこは64歳、彼はマンションで家族5人息子夫婦と
一緒に暮らしています。
退院したばかりの母親と、自分では何も出来ない父親
を引き取っての同居生活は難しいし、スペースの問題もあります。
そこで両親二人とも一緒に入居できる施設をようやくのこと
で探したのはいいけれど、古い家の管理まではとても手が
回らないと判断した彼は、土地と家屋を売ることを決めました。
ところが、
両親はもちろん自分たちの家を売却することに賛成しません。
体が回復したら、家に戻ってくるつもりらしいのです。
でも、
実際問題として、このまま両親二人だけで生活するのは物質
的にも無理があり、買い物にさえ事欠く有様なのです。
そこで、渋る二人を説得するために、
専門家の意見を聞くということになり
不動産屋の見積もりを依頼したのでした。
築54年の家はかなり傷んでおり、ほとんどかちはありませんが、
50坪の土地を売ることが出来れば、少し上のランクの
老人ホームや介護施設への入居ができること。
そしてさらに、
金銭的な余裕が出来れば将来の不安が軽減されることなどの
生涯計画の見積もりも数字ではっきり示されたのでした。
後は、
両親が彼らの残りの人生をどのように考えているかということ。
立場的に
両親と積極的にかかわりを持てない彼は一人息子です。
ただ、彼らの意見を尊重するしかありません。
国民年金二人分の支給額と、不動産売却のお金で、安心して
老後が暮らせたらいいのにと思いながら、静かに両親を見守る
いとこの、あまり冴えない顔が気になります。
どう生きるかということと、
どうやって人生を終焉させるのか
・・・・・この間には計り知れないギャップがあるようです。
老人ホームや介護施設への入居にともなう、
両親や祖父母の資産管理についての考察は
直ぐに答えが出そうもない深刻な問題です。
明日は我が身・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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