2014年08月06日
【セキュリティ】バッファロー、ルーター脆弱性に関する報道を受けファーム更新を呼びかけ
株式会社バッファローは、8月2日付けの読売新聞に掲載されたルーターの脆弱性を利用した通信障害が発生しているとの記事を受け、その対策ファームウェアの告知を同社Webサイトで行なっている。
読売新聞の報道は、DNSサーバーのキャッシュ機能を悪用するDDoS攻撃の1種であるDNS amp攻撃による通信障害について指摘したもの。この中で、バッファロー製品の一部製品に脆弱性が存在し、同社がファームウェア更新を呼びかけていると報じられた。
同社は8月2日にお知らせページを公開。対象となる製品は「WHR-300HP2」シリーズ、「WHR-600D」シリーズ、「WMR-300」シリーズの3機種のみで、対策済みファームウェアはすでに提供開始済み。WHR-300HP2シリーズについてはVer.1.20(最新版はVer.1.50)でオープンリゾルバ(不特定IPアドレスからのアクセスに応答する状態)で動作してしまう問題が修正されていたことが明記されているほか、他機種についても特に記載はないが修正済みであると言う。同社ではこの3製品についてファームウェアのアップデートを呼びかけている。
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