2014年07月19日
【CPU】大解説! 次期CPUに対応する新世代“冷却”事情
“Devil's Canyon”“Broadwell”では、従来の冷却機構が対応できないという。次期CPUに向けたクーラーユニット、PCケース、電源ユニットの動きを解説する。
Devil's Canyonで注意したい「クーラーユニット」
倍率変更ロックを解除したオーバークロック重視モデル“Devil's Canyon”こと、Core i7-4790K。“遊べるCPU”としてユーザーだけなく、インテルもいろいろとイベントを予定している
2014年の後半に向けて、インテルはデスクトップPCプラットフォームを変えようとしている。そのきっかけとなるのは、インテルが市場投入した“Devil's Canyon”(開発コード名)こと、 「Core i7-4790K」(4.4GHz/最大4.4GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュ8Mバイト)と「Core i5-4690K」(3.5GHz/最大3.9GHz、4コア4スレッド、3次キャッシュ6Mバイト)、そして、“Pentium Processor Anniversary Edition”こと「Pentium G3258」(3.2GHz、2コア2スレッド、キャッシュ3Mバイト)だ。
これらCPUの半導体そのものは、従来の“Haswell”世代と変わりなく、Devil's Canyonに関してはTIM(Thermal Interface Material)などの変更により、より高クロックで動作しやすくした。このことは、オーバークロック設定において、より多くの電力を必要とし、それに伴い発熱も大きくなることを意味する。
インテル関係者は、Core i7-4790Kは冷却さえしっかりすれば、空冷でも水冷でも5GHzで常時稼働できると主張する。しかし、そのときの消費電力は、(設定にもよるが)150ワット前後が必要で、安定して動作させるためには、強力なCPUクーラーも必要だ。先月、台湾で開催したCOMPUTEX TAIPEI 2014では、主要パーツベンダーが、よりパワフルな水冷ユニットや、それに対応するPCケースを展示していたが、今後、これらの製品も市場に登場してくる見通しだ。
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