2014年07月10日
【ストレージ】今さら聞けない“仕事で使える”「USBメモリ」選びの2大ポイント
大容量データを手軽に持ち運べるUSBメモリは、個人だけではなく、ビジネスでの導入例も数多い。そんな“仕事で使える”USBメモリを選ぶうえで知っておきたい、個人向け製品とは大きく異なる2つの特徴とは?
“ビジネス向け”USBメモリは個人向け製品と何が違うのか?
仕事用のPCに差そうとしているそのUSBメモリ、果たしてビジネスでの使用に適した製品だろうか?
大容量データを持ち運ぶための手軽なツールとして重宝されている「USBメモリ」。かつて可搬媒体として高いシェアを誇ったフロッピーディスクやMO、そしてCD/DVD/Blu-ray Discといった光ディスクなどと比較しても大容量、かつ読み書きの速度も速く、かなり古い世代のPCからポートが標準搭載されているとなれば、幅広く利用される今日の状況にも納得がいく。
最近では古参ユーザーにはやや受け入れ難い「USB」なる略称がまかり通るようになっていることからも、USBメモリの浸透ぶりがうかがえる。
登場間もない時期はMバイト単位だった容量も、今やGバイトが当たり前となっており、また単価の下落も著しいことから、複数のUSBメモリを所有して使用しているユーザーも少なくないだろう。
Windows Vista以降のWindowsでは、USBメモリをPCのキャッシュメモリとして使用する「ReadyBoost」機能が利用できるため、読み書きが高速なモデルが一部でもてはやされたり、また最近ではスマートデバイス向け製品が登場したこともトピックの1つだ。
とはいえ、仕様的にはそれほどドラスティックな変更のないまま、大容量化と低価格化が進んで今に至っているのが実情といえる。現在進行形でトレンドが変化しつつあるのは、USB 2.0からUSB 3.0への移行くらいだろう。
そんなUSBメモリは、個人向けの製品とは別に、法人向けとして異なるラインアップが存在しているのをご存じだろうか。見た目は個人向けの製品とほぼ同一だが、ビジネス用途ならではの機能が搭載されており、価格帯も大きく異なる。
今回はこの法人向けのUSBメモリについて、個人向け製品には見られない、2つの大きな特徴を紹介していく。
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