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格安データ通信SIMのまとめをお届けしている本記事。先週の話題は、KDDIがMVNO事業推進のために子会社を設立したニュースだ。

auネットワークを用いた
格安SIMやサービスが今後本格化する？

　KDDIは、MVNO事業を推進する新会社「KDDIバリューイネイブラー」（KVE）を8月18日に設立したことを発表した。auネットワークをMVNOとして利用した格安SIMは、ケイ・オプティコムが提供する「mineo」がすでに話題となっているが、KVEもまたMVNOとして通信サービスを提供するほか、独自ブランドで通信サービスを展開したい企業に対し、課金システムなどのインフラを提供することが考えられる。

　ニュースリリース内にも「様々なパートナーと連携した低価格志向のお客様向けのサービスを創出することで、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイス利用者の裾野を拡大していきます」とあり、格安のSIMやサービスの提供も視野に入っていると見ていいだろう。

　海外の状況を見ても、キャリアのサブブランドやMVNOで、より多様な料金体系やサービスが提供されることはユーザーにとっても大きなメリットがある。今後の動向に注目と言える。

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