宝者: t - Blog

2020年02月22日

宝者

　子供に向かって、
　「勉強しなさい。」
　「ゲームを辞めなさい。」
　
　まだ、こんな事を言っている人がいるの…？
　僕のブログを読んでくれている人には、まさかいないよね…？
　
　いるなら、その言葉を発することに何の意味があるのか、考えてみて欲しい。
　そもそも、その言葉を発する目的はなんだろう？
　
　本当に勉強して欲しいのなら、他に良い方法はないだろうか。
　第一に自分は勉強してるの…？
　
　理屈っぽく聞こえる言葉を記すけど、難しくないから、リラックスして聞いてほしい。
　心理学的に「◯◯をしなさい」など強制的な言葉は反発心が芽生える事が分かっている。
　
　ある実験で、複数の対象者に「シロクマの事だけは考えないで下さい」と伝え、
　その後シロクマの事が頭に浮かんでしまった人はベルを鳴らしてもらうよう指示しました。
　すると、あっという間に、あちらこちらでベルが鳴ったそうです。
　　

　

︎詳しくは　→ シロクマ効果　/ 皮肉効果　　で検索。

　強制的な言葉では、行動を促しにくい。
　では、どうすれば良い…？

Ⅰ. 自分が行う。

　勉強は、こんなにも楽しいもの…やらないなんて勿体無い。という雰囲気を醸し出しながら、
　イキイキと、あなた自身が勉強してみる。
　子供からすれば、「え？なになに？めっさ楽しんでるよ。え、ずるい！僕もする！」

　こんなにピュアにいくかは謎ではあるが…
　しかし、行動で示すというのは、かなり大切ではないだろうか？
　みなさんなら、すでに理解しているだろうけど…

Ⅱ. 勉強にゲーム性を持たせる。

　すごろくのような用紙を作って、問題集1ページ、半分正解出来たら2マス進める等の
　ルールを作って、見事ゴール出来たら、願いを一つ叶えます！

　子供だからと舐めていると、もの凄い願いが飛んできても、責任は取れないよ。
　もの凄い願いが飛んできたら、僕のTwitterにメッセージをして欲しい。(笑)
　同情することなら出来る…(笑)

　
Ⅲ. 子供の夢中になっている事を尊重する。

　　確かに勉強を強制したい気持ちも分からなくはない。
　　が、子供には無限の可能性がある。

　　
　　サッカーに夢中になっているのなら、とことんさせてあげてほしい。
　　サッカーを通じて勉強の大切さを知ってもらう事も多いに可能。

　　親は子供の喜ぶ顔見れば、ホッとする。
　　子供は親の喜ぶ顔見て、ますます元気になる。

　　小学生の子供に夢だのなんだの、語るのはもう少し待って欲しい。
　　混乱を招いてしまうから。

　　子供は何がしたいのか？
　　子供は何をしてほしいのか？
　　子供は本当にしたい事が出来ているだろうか？

　　そんなに力み過ぎずとも、大丈夫。
　　君は、小学生の時どんな気持ちで過ごしていた？
　　きっと難しいことなど考えていなかったのではないだろうか？

　　
　　あくまで僕の考えだが。　　
　　強制から良いものは生まれない。
　　自分が好きな事をするように子供にだって好きにさせてあげてみよう。

　　ほら、無邪気に楽しそうな表情。
　　素敵な宝モノだね。

　　by．t

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