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2019年01月31日
【ロボアド投資】AI投資の運用成績比較!好成績なのはどこだ!?
昨年8月から始めたロボアドバイザー投資も早5ヶ月が経ちました。
ロボアド投資ではAIによって選ばれた投資信託やETFによって資産運用をおこないます。
ぷりん将軍は現在、投信工房(松井証券)、THEO(テオ)、WealthNavi(ウェルスナビ)の3社で、それぞれ10万円ずつ投資しています。
昨年末から米中の貿易摩擦が激化し、株式相場は実に軟調。
どれだけ持ちこたえられているかが勝負の分かれ目です。
第1位 投信工房(松井証券)
見事に1位に輝いたのは、国内の投資信託で運用する松井証券の投信工房でした。
運用成績はマイナス2.5%という結果でした。
投信工房のおススメ度
運用成績 ★★★★☆
株式のアセットは壊滅的ながらも、債券やREITで持ちこたえている格好。
株式相場の下落率から考えると、-2.5%という結果はよく頑張っているという印象です。
手数料の安さ ★★★★★
手数料としてかかるのは、保有している投資信託の信託報酬のみなので、実に格安です。
自動 ★★☆☆☆
投資信託の銘柄選択と金額の配分はAIがやってくれますが、その後は買い付けは手動です。
ある程度の投資信託の知識が必要となるので、初心者向けとは言えません。
総合 ★★★★☆
手動でおこなう部分が多いので、まったくの初心者には少し難しいかもしれません。
しかし、投信工房を利用しながら勉強をするという手もあると思います。
個人的には、ロボアド投資の中では一番のおススメです。
第2位 WealthNavi(ウェルスナビ)
2位は海外ETFで運用するWealthNavi(ウェルスナビ)です。
運用成績はマイナス2.87%と、投信工房と僅差でした。
しかし、ドル建ての運用成績だとマイナス2.00%と、隠れ1位です。
WealthNaviのおススメ度
運用成績 ★★★★☆
投信工房と同様に、株式のアセットは壊滅的ながらも、債券で持ちこたえています。
投信工房と違うところは、金(Gold)のアセットの割合が高く、それが好結果に結びついています。
手数料の安さ ★★☆☆☆
手数料は年1.08%で、月割りにした分の手数料(0.09%)が毎月引かれていきます。
10万円の投資だと月々90円です。
これを高いと感じるか、安いと感じるかは、人それぞれだと思います。
ぷりん将軍的には、何年も運用することを考えると、やや割高に感じています。
自動 ★★★★★
銘柄選択から買い付けまで、すべてが全自動。
入金作業以外の手間がありません。
ETFの銘柄もスタンダードなものなので、実に安心です。
総合 ★★★★☆
手数料はやや高く感じるものの、全自動であること、運用成績もまずまずであることから、十分おススメできます。
とくに投資初心者にとっては、かなり良いと思います。
積立は毎月1万円からであり、コツコツ投資にも向いています。
第3位 THEO(テオ)
残念ながら最下位は、海外ETFで運用するTHEO(テオ)です。
運用成績はマイナス5.42%とダントツでビリ。
マイナス10%以上になった時期もあるなど、散々な結果です。
THEOのおススメ度
運用成績 ★★☆☆☆
敗因は、AIが選んだETFの銘柄がリスキーなものが多かったことです。
とくに債券のETFがリスクの高い社債だったり、新興国債券だったりと、抑えになっていません。
そのあたりが他社に比べて劣った成績になった原因と言えます。
手数料の安さ ★☆☆☆☆
手数料はWealthNavi(ウェルスナビ)と同じく年1.08%です。
しかし、運用成績から考えると、実に割高に感じてしまいます。
自動 ★★★★☆
銘柄選択から買い付けまで、すべてが全自動ではあります。
しかし、選ばれるETFの銘柄がマニアックかつリスキーな感じ。
銘柄の入れ替えも多く、何とも落ち着かない印象です。
総合 ★★☆☆☆
現状は非常に厳しい。
今後は少しでも状況が好転することを祈るのみです。
まとめ
1月最後の今日は、ロボアド投資の現状についてまとめてみました。
次回は2月末を予定しています。
お楽しみに。
おわり