山の音楽家

音楽大学受験に挫折して三流大学に入学、そして憧れの東京へ。


静岡出身の私からすると、東京は田舎とは全く違う異国の地でした。


しかし、私の最初の居住地は東京都下の国立市。




国立音楽大学（現在は立川にあるのですが）に対する憧れが抜けなかったので、国立に住んでみたいと思ったのです。




大学は水道橋にあったので、学校に通うにはとても不便でした。

しかし、国立には、その後15年あまり住むことになります。

個人的には、国立という場所がとても気に入ってしまい、生涯この地に住みたいと思いました。




国立駅のこのデザインがとても気に入っていたのですが、現在では建て替えられて無くなってしまったので、とても残念です。


大学一年の時は、苦しい音楽のレッスンから解放された思いでしたので、音楽とは離れて、とりあえず勉強とバイトに専念しました。

中学、高校と経験した吹奏楽部は、どうも自分には馴染めませんでした。

私が大学に入った頃、兄貴がJazzを聴くようになり、私も影響を受けて聴くようになりました。

そして大学で入部したのがBig Band Jazzのクラブ。

自分にとって、今までに経験したことのないサウンド。

このクラブに入ってからは、勉強そっちのけでJazzにのめり込みました。




最初はとにかく譜面をJazzっぽく演奏するということで精一杯でしたが、そのうち、アドリブに興味を持ち始めました。

しかし、これが、なかなか上手くできない。

自分なりにJazzの理論書を読んでみたり、自分で、いいなと思う演奏をコピーしてみたりしましたが、難しかったですね。

次第にBig Band Jazzから小編成のCombo Jazzに移行していきましたが、アドリブに関しては、雰囲気一発という感じで、かなり適当にやっていました。

大学を卒業してからも、大学時代のJazz仲間とCombo Jazzを続けていました。

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下手ながらに、色々な場所でライブをやったり、毎週必ずBandの練習をしていました。




当時は髪の毛真っ黒！！現在は髪の毛真っ白！！


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