一般庶民の資産運用

2016年3月30日、王将フード株が終値ストップ安
前日比７００円（１６．７％）安の３５００円で昨年来安値となりました。

月足


2016年3月31日の始値は3440で開始。

王将フードは企業グループの経営者と総額２６０億円に上る不適切な取引を続け、うち約２００億円を流出させたと同社の第三者委員会が２９日午後に発表。このうち約176億円は未回収。

ただし、損失は過去の決算に計上済み、とのこと。

では、何故、ここまで売られているのでしょうか？

それは、この不適切取引の相手が「反社会的勢力」と噂されているところにあるのではないでしょうか。

上場廃止の条件には「反社会的勢力の関与」とあります。

過去の出来事ですが、この特定の人物と総額約２６０億円に上る不適切取引を行っていた問題で、王将が東証１部上場を目指していた２０１０年、上場を支援する証券会社に対し、この人物と関係を断ったとの虚偽説明をしていたことがわかったそうです。実際は金銭提供などを続けており、上場目前の１２年に両者の関係が東証や証券会社に発覚し、王将は上場断念に追い込まれていた。とのこと。

また、13年12月に前社長が射殺されたこともあり、そのような噂が個人投資家の不安をあおっているのではないでしょうか。

個人的には餃子の王将が大好きなので、どうか冷静な見極めをお願いしたいと思っています。

王将フードの正式な報告資料はこちら