2020年08月10日
進路に悩む高校生に伝えたい。
高校3年生
これまでなんとなく生きてきて
急に ”人生の選択” を迫られる。
やりたいこと? 学びたいこと?
そんなのなかった。というか、わからなかった。
でもみんな大学行くって言うし…
親も大学行かせてくれるし…
”とりあえず” 大学行けばいっかな。
高校3年生の夏まではこんな考えだった。
みんな大学行くし、なんかそれが当たり前みたいだし。
いきなり就職とか嫌だし。
勉強はある程度できる方で成績も良かったから、
推薦を考えてた。
でも受かる保証はないからセンター試験の勉強も
しないとな…勉強嫌だな。
やりたいこともないのに大学4年間って…
時間とお金の無駄だな…
ずっとモヤモヤが残ったまま夏休み。
人とは違うことをしたがる性格で
18年間の人生の中で初めて大きな決断をした。
”留学”
唯一興味があったことは英語。
話せたらかっこいいよな〜。
っていうか、日本以外の世界をみてみたい。
そして母が、
「留学したら?」
って。
決まったよね笑
(父は途中まで反対だったけど)
それで、オーストラリアに8ヶ月の語学留学。
両親には本当に感謝してる。
大学の代わりの留学だったけど、
安くはない留学費用を出してたくさんサポートしてくれた。
結果を言うと、
英語は話せるレベルにはなることはできなかった。
でも、めちゃくちゃ良い経験だった、まじで。
違う国籍の人と出会えて、話して、遊んで。
行って良かった。
詳しいことはまた別で書こうと思う。
帰国してから、約1年間はバイトして
その後初めて就職することに。
でも正直なところ、働くってことがどんなことかわかっていなかったし、
そこまで興味のあることじゃなかったから何年も続けるなんて
考えられなかった。
で、その仕事も1年で退職。
でもその頃にはやりたいこともわかってきてて、
プログラミングを学ぼうと決めた。
どのくらいそれに価値があるかわからないが、
一応、大卒の資格はあったの方が良いのかなと思って、
通信制の大学に通うことに。
海外に興味のある自分にとって、動ける状態であるのは
大きいメリットだった。
海外でなくても、やる気になれば仕事もできるし、
バイトにしたって時間に縛られることない。
それに、昔から”学校”という集団は好きにはなれなかったから。
ってまぁいろいろあって、世間的には
3年遅れの大学入学
ってとこだけど、通信制だしそんな気にならない。
自分的には、
今のタイミングで大学生になって良かったって本気で思ってる。
卒業時は25歳。
そう考えると、この4年間は想像以上にでかい。
そう実感した途端、無駄にできる時間は無い。と
自分で気づくことができた。
そして、なんとしてでも有意義な大学生活にしようと、
行動を起こし続けようと決意した。
高校卒業から、留学、就職と経験したからこそ、
今の考えができるんだと思うと、
大学入学が今のタイミングでまじで良かったと思える。
もしあの時、大学に進学していたら。
普段こういうことは考えないけど、
多分、その18〜22歳というとてつもなく貴重な4年間を
特に何を考えるわけでもなく過ごしていたことだろう。
そうならなくて良かった。
高校卒業後の進路に悩んでいるあなたへ、
周りと同じようにしなくても良いんだよ
ということを伝えたい。
周りと同じ行動をとった時、その時は安心かもしれない。
けど、その後は?
一度 ”なんとなく” で決めてしまったら、そのあとも
”なんとなく” を続けてしまわないだろうか。
よく聞く言葉だけど、
人生は一度きり。
どうすればいいか悩んだり、人生について悩んだ時に
おすすめの考え方がある。
それは、
”人生を逆から考える” こと。
死ぬ間際によく後悔することとか聞くよね。
昔は「そんなこと…」ってあんまり気に留めなかったけど、
人生の先輩からのアドバイスって聞いといた方が良いことに気づいた笑
おじいちゃん、おばあちゃんになった時の想像から、
どんな人生だったら、その時幸せかを考えてみる。
あとは、一回その年齢を過ごした人からのアドバイス。
”大学生の時にやったけば良かった”
”20代のうちにやっとけば良かった” とか
ネットで調べると、
みんな後悔してることってほとんど一緒。
だったら、それをやっとけば、
人生の先輩が後悔した事柄は自分には当てはまらなくなる。
まぁ生きてる時代が違うと後悔することも
変わってくるかもしれない。
けど自分で考えることも大切だから、
そこは自分の力で補えばいい。
選べるんだったら、自分で選ぼう。
それはみんなができることじゃないから。
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