治療食レシピ

介護での利用者さんとのコミュニケーションを言語化する難しさを感じる。
80代利用者さんとの言葉遊びは絶妙である。
思っていることとは裏腹のことをおっしゃる。
いや、もしかしたら本心をおっしゃっているのかも知れない。
トイレ誘導時に拒否がある。
しかし、歩いて行く。多分やりたくないことをさせられるから、私を睨む。
だからと言って、「歩きたくないの？歩くのが嫌なの？」と私が聞くと、本人は「そんな人いないでしょ。」とおっしゃる。
なるほど。嫌な訳じゃないけど、落としどころが私を睨んで納めているのだろう。と推測する。
「また来ますよ。」と私が言うと、本人は「またという言葉は嫌い。いつ来るとはっきり言ってくれ。」とおっしゃる。
また来ると言って来なかった経験があるそうです。
そうすると、来てほしいと言っている。と解釈出来ないか？
この利用者さんとの会話は奥が深い。
言葉を読み取り解釈しなさいと。
この利用者さんとの会話は言語化が難しい。と感じる。
一昔いや、なん昔前の日本人の会話のような気がする。