訪問介護の女性ヘルパーを暴行して死亡させたとして、傷害致死と強制わいせつの罪に問われた男性の裁判員裁判が1月29日に大阪地裁で行われ、懲役8年の実刑判決(検察側の求刑は懲役10年)が言い渡されました。
この事件は2019年1⽉に起きました。同時53歳の男性が、1⼈で訪問した⼥性のヘルパー(当時70歳)を殴り、わいせつ⾏為をしたうえ、何度も踏みつけて殺害したというものです。
弁護側は男性の統合失調症による影響を主張しましたが、男性が被害者の遺書を偽造するなどを試みていたことから、裁判長は「善悪を判断する能力はあった」と判断しました。
近年、訪問介護の現場では、ヘルパーが利用者から暴力やわいせつ行為などのハラスメントを受けるケースが頻発しています。こうした行為を防ぐには1人ではなく複数人で訪問するのが望ましいとされていますが、人手不足のために職員を確保できないのが実情です。
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no984/?fbclid=IwAR3pOdERPD5gXIFeuPh_V5e0wlT1TlZIBz5RSwSxXxTRWWyXKGqX67elGaU
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image