治療食レシピ

ある男性利用者さん宅に訪問する。
玄関が開いていて、本人は棒を持ち怖い顔をしてあぐらをかいて座っている。
私「どうしたんですか？怖い顔をして」
本人「こうやっていると虫（蚊）が怖がって逃げる。」
本人は真剣なので、否定しない。
私「どうして玄関が開いているんですか？」
本人「暑いからだよ。」
私「クーラーをつけたらどうですか？」
本人「クーラーは（体）冷えるから嫌だ。」
私「扇風機はないんですか？」
本人「とられたからないんだよ。」
扇風機は、あったのだが壊れてしまい、家族がクーラーを買ってくれたのだが、無駄な物を買いやがってと怒る。
家族が何かとやってくれているのだが、文句を言うので、あまり来てくれなくなっている。
口では上手く表現出来ないだけで良い方なんだがそれは、第三者だからそう見えるのかも知れない。
鬼の形相で座っている姿を見ると何とも言えず愛らしい。