喫茶店に一緒に行き、利用者さんがコーヒーとケーキを召し上がられた。
美味しそうに召し上がられる。
こっちも嬉しくなる。
利用者さんがおっしゃる。「奥さんとは、30年前位に別れた。頼りは兄弟だが、兄弟ももう80過ぎ。俺の話しなんて聞いてくれない。でもこうやって話を聞いてくれるだけで少しはスッキリする。体が思うように動かなくなり迷惑をかけないようにと思うがそうもいかない。それを受け入れないといけない。分かっているんだけどね。」
私「それだけ分かっていればいいんじゃないですか?正直私はそんな風になったことがないので、気持ちを理解しようと思うが、ちゃんと理解は出来ない。でもそれだけ頭の整理が出来ているのが凄いと思う。そうやって素直な気持ちを私にぶつけてくれることが嬉しい。」
利用者さん「あんたに話して良かったよ。また一緒に外出してほしい。今日はこれでおしまいか?寂しいよ。」とおっしゃる。
そんな言葉を利用者さんがおっしゃってくれると嬉しい。
ちゃんと聴くと徳が生まれる。
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