ドル円1時間足では上昇トレンドパーフェクトオーダー
先週は上下に振りましたが終わってみれば上昇のチャネルライン内でした
今週は
重要指標が目白押しです
注目のFOMCが日本時間1日の0時にあります
市場は据え置きで一致しています
同じ北米のカナダ銀行(中央銀行)は6日の金融政策会合で
政策金利を据え置きました
ただしインフレが根強い中、追加利上げの可能性は残しました
FOMCもこれと同じと想定されます
関心は3月の利下げですがここにきて織り込み度が下がってきました
過去のコアPCEデフレーターとFF金利との関係を観ると
黒線のPCEデフレーターが下がってくるとFF金利も下がります
過去の据え置き期間が10か月くらいなので今回は5月頃になるでしょうか・
今週の経済指標によっては3月になる可能性も否定できませんが
米国は現在経済絶好調、インフレ鈍化の好循環ですので通貨高要因になります
ドル円が急落するようなことがあり
チャネルライン下限をWらなければ拾ってみたいと思います
下降フラグに注意です
明日の先出しモドキ
短期で
148.168抜けロング
148.043抜けショート
148.168付近で反転下落も想定(3回止まることになります)
もう一度先週の振り返り
米第3四半期GDPは
+3.3%と非常に強い結果となりましたが
GDPデフレーターが+1.5%と
予想2.3%を大幅に下回りました
また、在庫が+0.7と比較的高く、
次のGDPは在庫増の影響を受けて
低めに出てきそうです
また、同時に発表された
新規失業保険申請件数は21.4万件と
予想の20万件を大幅に上回りました
前回発表が18.7万件だったことを
考えると、かなりの上昇幅です
こうした結果を受けて、ドルは当初
上昇後下落し、ドル円は147.05円前後まで
低下、その後GDP3.3%という
好結果を素直に好感し、最終的には
147.80円前後まで巻き戻し
欧州市場で148.08円まで上昇
そこで
PCEコア・デフレーター
結果は
PCEコア価格指数、前年同月比2.9%上昇−2021年以来の低い伸び
個人消費支出は予想上回る0.7%増、前月も上方修正
【米】 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
前年同月比(12月)[3.2%]
予想: 3.0%
結果: 2.9%
対前年比で3.0%と予想されていますが、
昨日のGDPデフレーターが低下したことからも低い数字が出ると考慮して、
低めの数字になる可能性を想定していた向きにとっては
急落で始まり嬉しい状況でしたが
インフレ調整後の実質PCEは2カ月連続で前月比0.5%の増加。
2カ月分の伸びとして約1年ぶりの大きさとなったこともあり、
その後反転し上昇しました
米国金利も不安定な動きを見せています
このところ下に振っては上昇が続いています
まだ市場にはドルを買いたい向きが多いようです
米国金利が下落して終わって、ドル円は上昇して終わっているので
週明けはドル円下落から始まるかもしれません