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2023年12月31日

FXの損切りラインはどこに置くべきか?

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損切りラインを置く場所はたった1つ

FXの損切りラインってどこに置けばいいんだろうか?
何か明確なルール・根拠はあるのかな?
プロのFXトレーダーはどういった根拠で、どこに損切りラインを置いているのだろう?

こういった疑問に答えていきます。

結論から言うと、損切りラインをどこに置くか?は明確な決まりが1つあります。

そのポイントを押さえておけば、

「FXの損切りラインってどこに置けばいいんだろうか?」

と悩むことはなくなります。

というわけで、早速損切りラインをどこに置けばいいのか?
その具体的方法や考え方を解説していきます。

損切りラインを置く場所はたった1つしかありません。

それは、

「エントリーした根拠が崩れる所(タイミング)」

です。

これ以外の理由で損切りラインを設定する方法はありません。
(※これが最も相場の理にかなっている方法です)

多くのFXサイトで、

・固定pipsで損切りする
・損失が資金の何%になったら損切りする


等といった損切り方法を解説していますが、
全て【間違い】なので注意してください。

これらの損切り方法は、全く相場を理解していないと言わざるを得ない
表面的な方法でしかないので、このような損切りを行っている限り
FXで安定して勝ち続けていくことは不可能です。

話を元に戻すと「エントリーした根拠が崩れる所が損切ラインを置く場所」であり、
安定して勝ち続けているプロのトレーダーは
皆この方法によって損切りラインを置いています。

では、

「エントリーした根拠が崩れる所が損切ラインを置く場所」

とはどういう意味か?

理解してもらえるように、簡単に説明していきます。

例えば、私がユーロドル(EUR/USD)の買いポジションを持っていたとします。

なぜ、買いポジションを持ったかというと、テクニカル分析を行った結果、いくつかの根拠から

「上昇する優位性が高いな」と思ったからです。

トレードは常に予想ではなく【根拠】をベースに売り買いします

では、その上昇すると思った【根拠】が無くなれば?
そしてむしろ下落していく優位性の方が高くなる相場状況になれば?

もうその時点でユーロドルの買いポジションを持っている意味は全くなくなります。

私としては、いくつかの根拠から上昇する優位性が高いと思って
エントリーしている訳ですが、
その根拠が崩れたのですからもうそのポジションを持つ意味はありません。

だから、上昇する根拠が無くなる所に、損切りラインを置くのです。

上昇する根拠が崩れてしまえば、もうそのポジションを持っている意味はありません


相場のことを理解していなければ、エントリー根拠が崩れる所が分からない

ここで1つ問題があります。

それは、エントリーした根拠が崩れる所に損切りラインを置くというのを
知識として分かっていても、相場のことを理解していなければ

「エントリーした根拠が崩れる所(タイミング)が分からない」

という問題です。

相場のことが分かっているトレーダーであれば、

このラインを割ると上昇する優位性は消え下落に対して優位性を持つことになるから、
今持っている買いポジションを保有する意味がなくなる。
だからそのライン直下に損切りラインを入れておく


というような意思決定をすることができますが、
相場への知識がないトレーダーは、
どのラインを割るとエントリーした根拠が崩れるのかが分からない為、
正しい位置に損切りラインを置くことができません。

損切りラインの置き方も、チャートに現れているあらゆる根拠を元に設定しますので、
相場環境を把握するための知識をまだ持っていないトレーダーさんは
まずはテクニカル分析に関する様々な資料を観て

・ダウ理論
・ローソク足
・移動平均線
・水平ライン/トレンドライン
・マルチタイムフレーム分析

などの相場を理解する上で必要な知識を身に付け、
その上で実践経験を積んでいきましょう。

知識+実践を積むことで、

・エントリーした根拠
・エントリーした根拠が崩れる所


が分かるようになり、損切りラインを正しい場所に置くことができるようになりますので
諦めず勉強してくださいね。



【間違った損切り方法】

その1:固定pipsによる損切り
その2:損失が資金の何パーセントを超えたら損切り

エントリー根拠が正しいにも関わらず、
損切りポイントが間違っているために利益を出すことができず、
損切り貧乏になってしまいます。

まだ上昇する根拠が崩れていないにも関わらず固定pipsによる損切りを行ってしまうことで、
せっかくの大きな利益を獲り逃してしまうことになります。

「自分都合の損切りであって、チャートの状況に対応したチャート都合の損切りではない」

「損切りラインの具体的な置き場所」

損切りラインは、基本的に直近の高安値ラインに置きます。

これは、安値を切り上げながら高値を更新し続ける限り上昇トレンド継続、
高値を切り下げながら安値を更新し続ける限り下降トレンド継続という、
ダウ理論をベースとした損切りの考え方です。

なぜなら、この直近安値を割ることで上昇トレンドは終了し
上昇に対する優位性がなくなってしまうため、
上昇トレンド継続を根拠に買ったポジションを保有している意味がなくなるからです。

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直近安値を割ったものの再度上昇に向かう展開になることも相場なのでありますが、
それは結果論であり、直近安値を割ることでそのまま下落していく可能性だってあります。

ですので、上昇トレンド継続を根拠に買いポジションを持ったのならば、
その根拠が崩れる直近安値に損切りラインを置き、
必ずそこで損切りしなければなりません。

損切りラインとエントリーポイントは必ずセットで考えることが基本です
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専業トレーダーの磯釣り師 退職後再就職せずに投資とトレードだけで生きています 磯釣りの弟子たちにトレードスキルを教えている
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