リスクオフマーケットはどこまで続のだろう
3度めの緊急事態宣言が実施されることになり、
日本株市場は今週に入り大きく下げた。
昨日の急落にもかかわらず、
日銀が買い入れしなかったことも株価の下落を促したようだ。
かなり厳しい緊急事態宣言の実施が必要と
専門家からは聞こえてくるが、
多くの人達は自粛に飽き飽きしており、
実生活では緊急事態という言葉かなり乖離がある
実効性を伴う対策を取れるのか、少し疑問でもある。
これまで「リスクオン」に慣れていたので、
この「リスクオフ」相場には唐突感がある。
どうしても身体が慣れない。
多くの市場参加者は、
ドル円がそのうち上昇すると思い込んでいるだろう。
しかしながら、大口の機関投資家などのクジラは円売りのポジションが
いっぱいいっぱいのところに来ている。ポジション解消で円買いが始まっている
ナスダックも日経もフィボナッチで見てもいっぱいいっぱい
欧州も、ファイザーワクチン追加購入が実現し、
コロナ克服が見えてはいるが、
いかんせん足元の景気はよくない。
特にドイツの感染者数が3万人に近づいている。
ユーロドルは堅調だっただけに、
少し調整するかもしれない。
ワクチンの効果が副作用と相まって疑問視されると一気に巻き戻しになる可能性がある。
市場はそれをおあっているのかもしれない。
いずれにしても株の暴落後の買いを狙ます。