神田財務官「スタンバイ」
2023年11月01日
FOMCの結果⇒米国金利下落⇒ドル円売られる⇒押し目買い
日銀発表後、
ドル円は大きく上昇。
次なる上限の水準を
明示しなかった点では、
少しハト派の内容とも解釈出来ます
前回7月会合時も、
日経報道→ドル円下落
→その通りに修正→ドル円上昇、
という値動きだったので、
今回も同じ動きをしています。
これ以上上昇すると、
介入を警戒する水準に
入っていきます。
非常に分かりやすく、
前回と同じ手法を用いた
日銀の意図を深読みすれば、
分かりやすく上昇させて、
口実を作り、介入で思いっきり叩く
可能性も十分にあると思います。
10月の急落は為替介入でなかったことも、
円売り材料となりました
しかしながら、本日神田財務官は、
為替介入に関して「スタンバイ」と
発言しており、昨年高値151.95円前後、
もしくは越えてくるようだと、
介入すると見たほうが良さそうです
恐らく、しばらくは介入前に利食い売り、
そして高値では、介入を前提に、
売り上がりとなり、ドル円は少し、
ジリ下がりです
10月の製造業総合景況指数は46.7に低下、全ての予想を下回る結果に
米ADP民間雇用、10月は予想下回る伸び−労働需要の後退示唆
売り場を作ったようです
きょう未明のFOMCは前会合に続き主要政策金利を22年ぶり高水準で据え置くことを決定。
一方、最近の米国債利回り上昇が経済とインフレに影響を与える可能性があると示唆。
既に織り込み済みのこともありそれほど大きく動きませんでした
パウエル議長は会合終了後の記者会見で、
金融状況は「複数ある要因の中でも特に長期債利回りの上昇により、
ここ数カ月に顕著に引き締まった」と述べました
議長の発言で米国債金利が下落、ドル円が売られたのでしょうか?
米国債金利
ドル円は目先短期的には下落トレンドになっていますが
そのうち介入レベルを試しに行くのでは
4時間足で観て
25MAの150.5とフィボ0.382押しの150.6この付近が反転の目安と観ています
半値押しは150.26付近ここも50MAと重なることから視野に入れておきます
押し目買いです