11日の米株式相場は4営業日続伸
FOMC議事要旨は高水準の政策金利「当面」維持が必要との判断でした
9月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びを示したものの、
市場では米金融当局者の発言が
それほどタカ派的ではなかったことが注目されています
議事録を受けドル円は一時上昇しましたがその後下落
ドル指数・10年国債利回りも下落傾向です
ドル指数インデックス
米国10年債利回り
本日の9月米CPIに注目です
本日21:30に、米国9月CPIが発表となります。
市場では前年比3.6%と予想されており、
8月の3.7%からの鈍化が見込まれています
予想通りに鈍化していた場合、
11月1日のFOMCでは、9月と同様にFF金利の据え置き、
すなわち、タカ派的スキップの可能性が高まりそうです
6日に発表された、
米雇用統計もかなり良好な数時であったにもかかわらず、
最終的には米ドル売りに傾いてきていますので、
米CPIについてもよほど予想から離れた数字でなければ、
引き続き米ドル売り方向へ傾いていくと想定。
米ドル売り目線で考えていきます。