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2023年10月01日

追加の円安要因もあり、ドル円上昇するか?

こませFX手法研究ラボ (14).jpg


月末リバランスとPCEコア・デフレーター


PCEコアデフレーターの結果は

【米】 個人消費支出(PCEデフレーター) 前年同月比(8月)[3.3%]
予想: 3.5%
結果: 3.5%

【米】 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前月比(8月)[0.2%]
予想: 0.2%
結果: 0.1%

【米】 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前年同月比(8月)[4.2%]
予想: 3.9%
結果: 3.9%

ドル円は
この結果に一瞬下振れとなりましたが上昇トレンドとなりました

日銀の臨時オペ通知

・米議会は30日、政府機関の閉鎖を回避するため11月17日までのつなぎ予算案を可決しました
 混乱を招き費用のかかる政府機関閉鎖を土壇場で回避する見通しとなりました

・植田総裁は、日本では2%物価目標の持続的・安定的な実現を見通せる状況には至っておらず、
「なお出口には距離がある」と改めて表明


どれも円安になる要因です

米国10年債4時間足です

US10Y_2023-10-01_15-57-13.png


これまで米金利上昇で
ドルが買われてきましたが
先週のの米長期金利の上昇は尋常でないスピードだでした

FRBの姿勢もそうですが

今年の前半くらいか米国の金利が頭打ち下落を見越して
米国債を仕込んでいたクジラが
金利が高止まりするのではないかということで
ポジションを解消・損切りに動いたのではないかと思います


米10年金利が落ち着くと、
ドルも利食いが入り易くなり
押し目が入り反転の状況です
暫くレンジになるかもしれません

また、介入が警戒されますが

米国10債を週足で観ると

US10Y_2023-10-01_16-31-03.png


金利で観ると昨年の高値152.2の時の金利を既に上回っています
このことからもドル円先高観が強いようです

日足で観た今後のイメージです
USDJPY_2023-10-01_17-11-42.png

上昇するとしたら150.03付近が壁になるのでは?
明日の朝にわかるpivotラインも参考にします

USDJPY_2023-10-01_17-17-55.png


15分足で観ると149.27付近にも壁があります

5分足で観ると1時間MAは上昇
15分MAは下落傾向
同様に長期GMMAは緩い上昇
短期GMMAは下落傾向
そのまま暫く平行になりそうです
このような状況下ではトレードしません
doruenn10-1.jpg



もう少し押し目を作って上げそうな気もしますがあせあせ(飛び散る汗)

5分足で149.50を実態で抜ければ上昇が期待されます

いずれにせよポイントまで待ちます


おまけ

DC手法とは、ドンチャンチャネル手法という有効なテクニカル手法で、
ドンチャンさんとChannelという運河という名前を組み合わせて、ドンチャンの運河という名前だそうです。

考え方は相場は上下の動きを20日間の期間で進んでいるとのことで、
20日間、つまり4週間で高値、安値を見て、それでブレークすれば、
流れはブレークした方向であるということを言っています。

至極単純ですが、有効であることがバックテストで証明されているそうです。

USDJPY_2023-10-01_17-55-01.png


そうすると
黒のラインがポイントとなりますね

今週はどうなるでしょうか?

参考までに



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専業トレーダーの磯釣り師 退職後再就職せずに投資とトレードだけで生きています 磯釣りの弟子たちにトレードスキルを教えている
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