楽観で売り悲観で買え
暴落説の発信源は中国になるかもしれません
中国共産党の権力を掌握してさらに支配力を強めている習近平主席からは最近強気の発言が聞かれます
「21世紀版・文化大革命を企てている」との話も聞かれます。
資本市場を壊すような規制が次から次へと出されています
市場経済と共産主義と折り合いをつけながら発展してきた中国ですが、
経済大国となった今、経済より中華の復活を目指した動き舵を切っているようにも見えます。
「共同富裕」なる社会的平等を実現させるために
富を再分配するという思想・施策
資本家から富を没収して人民に再分配するという路線になってきているようです
この路線の延長戦には香港の資本市場は壊されるでしょう
国家安全法制によって企業の資産を没収することも容易になりました
アリババやアントグループの上場取り消し
配車アプリ「滴滴出行」が中国当局かによってストアから削除になりました
ITのシステム運営を共産党が止めてしまうということがありました。
ニュースでもよく流されていましたが教育サービスを行う企業への規制をかなり強めています
思想教育のリセットが行われそうです。
さらに人民解放軍の掌握が進められています
台湾海峡の緊張が高まる中さらに人民解放軍の掌握が進められています
台湾有事の際に日本の自衛隊が動くことがあれば、日本に原爆を落とすとまでいう人民解放軍の動画の存在が示すように過激になってきています。
「恒大集団」というグローバル企業500社の中でもトップクラスの巨大な中国の不動産開発企業であり金融機関がありますが、この会社のデフォルト懸念があります。株価が年初来1/3になってしまっています
巨額の負債を返済できないという不安が投資家の中で駆け巡りました。金融市場での信用不安が高まっています。今年の7月に地方の当局が住宅販売の停止を命令しました
今までは大きすぎて潰せないだろうと思われていましたが、
習近平主席の考えから、デフォルトもあるのではという不安が出てきています。
因みに負債総額は日本円にして33兆円とも言われています。
これが破綻すると「不良債権の大津波」がやってくることになるます。
日本も対岸の火事では済まされないでしょう。それに備えておきます。
中国関連株は買いません。現金は一定額を用意しておきます。