ポジション調整を狙う向きはきっかけがほしい
主要中銀のイベント出揃ってドル円の強さが目立つ、週末は口先介入に注意も
主要な中央銀行の金融政策発表が相次ぎました。
日銀が大規模緩和の継続を表明するなかで、
各国中銀は利上げや今後の引き締め示唆など
インフレ抑制に向けたタカ派姿勢です
日本と米欧などとの金融スタンスの差が浮き彫りとなるなかで、
ドル円は143円台へとドル高・円安が進行しています。
昨年11月以来の高値水準です
ドル円やクロス円の上昇はいわゆるファンダメンタルズに沿った値動きですね
ただ、先月に財務省、金融庁、日銀の三者会合が開催されたのは、
ちょうど円安の動きが盛り上がったタイミングでした
東京市場と海外市場の狭間やNY市場後半など、
薄商いが予想される時間帯の口先介入や観測報道などが
ポジション調整のきっかけとなる可能性も念のため想定しておきます
発言イベント関連では、ラガルドECB総裁、パネッタECB理事、
ブラード・セントルイス連銀総裁、メスター・クリーブランド総裁などの
イベント参加や講演などが予定されています。
また
第22回BIS年次会議「マクロ金融の安定、金融システムの将来」に
関連した発言報道が多くなる見込みです
クジラと口先介入に注意
S%Pと日経が暴落しました
日経225です
それに対して
ドル円は上昇
ドル円で観る時に
大口(クジラ)のポジションは円を売りまくっています
過去との比較で観るとそろそろ限界なのではないかと思います
ということは将来的に円を買ってくることになるでしょう
またセンチメントを観ると高い割合で買い意欲が高く
将来上がると思っています
青いラインが一週間後オレンジが一か月後平均です
多くの人が144円に行くとみていますね
このような場合、青とオレンジが同じになってくると将来的に下落することが多いです
日足で観ているので今すぐということもありませんが
今の水準から145円までの間か過去に介入があったので
みんなびくびくではないでしょうか?
少しの口先介入でも利確を急ぐと思います
ただ、クジラのドルポジションがそれほど高くないので
これが増えた時、マスコミが騒ぎ始めた時に介入があるのではないでしょうか?
145円を超えたあたりからが危険ゾーンでは
外資は144円くらいが目標の仲値と思っているようです
144円台を目標に押し目狙いのロングですが長くは持たないで刻みます