米国債務問題後は円高傾向に
大きな流れとして
ホワイトハウスと下院共和党の交渉担当者は27日夜、
連邦政府の法定債務上限を実質的に引き上げ、
世界経済に激震を与えかねない
米国のデフォルト(債務不履行)を回避することで
原則合意に達しました
まだ不透明ではありますが
このことでセンチメント的に週明けドルが買われるかもしれませんが
売られて下げ続けてきた米国債が買われ金利が低下することから
円高傾向になるのではないかと想定
米国10年債利回り
何よりも債務上限変更で資金が必要になり
米国は国債を発行して資金調達をすることになりますが
誰が買い続けるのか?
となるとかつては中国でしたが
今は中国は売っています
そうなると米国債の最大保有国である日本となり
円安介入で米国債を売ってきた同盟国日本にも
プレシャーが掛かってくるでしょう
でも円安の今買うのは日本にとって割高になるので
水面下で円高誘導への動きがあるのでは?
6月中旬ののFOMCと日銀政策決定会合で
もしかしたら円高方向に大きなトレンドに
転換するかもしれません
日本が大量の米国債を買わざるを得ない時には
円高になる傾向があります
そうなると円安で日本株を買ってきた外資は
利確をして逃げていくことに
今年の夏は株が下落するかもしれません
ドル円のトレンド転換に注意して
ロングは短期反発を狙って入りたいと思います
ドル円日足