ドル急落を想定して相場に臨みます
19日にはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が会合で、
「ここまで政策を進めてきたので、
データや変わりつつある見通しを注視して
慎重に分析する余裕がわれわれにはある」と述べ、
6月の利上げ休止に傾いているとの明確なシグナルを送りました
先週深夜のパウエル議長の発言が
ハト派だったこともあり
ドル円は急落
それまでFRB関係者のタカ派的な発言が続いて
米国地銀破綻の懸念が和らいだこともありドルが買われていたので
ロスカットを巻き込んでの急落となった模様です
パウエル議長はタカ派発言に対して少し水を差したのではないかと思われます
今週は米国債務問題にまた関心が移るでしょう
このままでは米国は史上初のデフォルト(債務不履行)に陥ります。
「甚大な影響が米国経済や世界経済に及ぶということは間違いない」と1
9日に述べたのは日本銀行の植田和男総裁です。
世界が固唾(かたず)をのんで見守る中、
バイデン米大統領はエアフォースワン機内で
マッカーシー下院議長との交渉に臨みました。
22日のトップ会談の状況によっては
ドルが大きく売られる可能性も想定して相場に臨みます