イベント集中で目が離せない週に
今週は米国勢が本格的に復帰し、月末の 30 日水曜日にイベントが集中します
・ ADP 全米雇用者数
・ 米四半期 GDP 改定値
・ JOLTS 求人件数
・ パウエル FRB 議長の講演
・ そして、月末ロンドンフィキシング
月末 30 日は乱高下の可能性があります。
特に JOLTS 求人件数は普段ノーマークの指標かもしれませんが
FRB 当局者は雇用統計も気にしていますが
雇用の需要にあたる求人件数にはかなりの重きを置いています。
この数字が高い様だと、失業率が改善してしまうのは時間の問題となり、
現在僅かに見えてきた雇用の緩みに
水を差す形になるため、注目の必要です。
米国10年債利回りに違和感を覚えます
金利と株価は着いては離れていくモノですが、問題はどの方向に離れていくかです
長期的な目線で見れば米国の金利は来年に渡り高水準を保ちそうで、
リセッションになるならないは別として、
株価が昨年の様な高値をこの数か月で着けに行くというのは些か想像し難いです
予想される震源地は中国、
また複数の新興国が連座する場合は危ういです
欧州もウクライナ情勢次第ではかなり微妙
またどの程度影響があるのかはまだ不明ですが
クレディ・スイスは大丈夫なのか気になるところでもあります
コロナショック以降の安値と高値(こちらは今年更新した)などで見ていくと、鬼門は 137 円台前半。
様々なポイントがブチ当たります。
念のためにいずれ一旦ここは試しに掛かると想定しておいた方がいいでしょう
問題はその後です
FOMC で 0.50%の利上げを行い、米長期金利は更に低下傾向を維持できるのかです
今週は月末週、そして月始週
従って、週を水曜日の 30 日で区切る必要があります
やはり月末リバランスには期待したい。
今月これだけドルが売られたので、かなりの買戻しを期待しています