感謝祭前の閑散相場だが、FOMC議事要旨が波乱要因となる
ニュージーランド中銀は
本日0.75%の利上げを実施。
予想通りではありましたが
市場は素直に好感し、
対豪ドルでは1.07台半ば前後まで
NZドルの上昇が進みました
ユーロドルやポンドドルは、
感謝祭前のポジション調整で
ユーロ高、ポンド高となっています
ドル円は昨日142円台まで急進しましたが
その後上昇をサポートする政策が
出てこないので、膠着状態。
今朝は、141円割れとなりましたが
すかさず急進となったところを見ると、
下には買いがしっかり
待っているのでしょう
円高の限界が次第に見えてきましたが
FOMC議事録の結果で円高に
FOMC議事録サマリー
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表(11月1-2日開催分)
「当局者らは利上げペースの減速が近く適切になると認識」
「当局者らは急速な利上げによるリスク増大を認識」
「複数の当局者は以前の予想よりも高いターミナルレートを予想」
「英国の混乱を踏まえて市場のレジリエンスを討議」
「数人の当局者は利上げペースの減速で金融システムのリスクを軽減できると指摘。一方、利上げペース減速はインフレのさらなる進展を待つべきだと指摘する当局者もいた」
「金融政策が十分に制限的なレベルに近づいているため、当局者はターミナルレートがペースよりも重要になっていることを強調」
「当局者は概ねインフレ見通しに対するリスクは依然として上向きに傾いていると指摘」
このためドル円はpivotラインS4の139.912を
突破するなど急落しました
しかし
日米金利差はますます開くので
時間の経過とともに
上昇波動がはっきりすると思っています