調整相場継続
米中間選挙の動向に、
為替市場も反応しているようです
当初は、共和党が躍進するとの
見方が多かったので、ドル売りが進みました
共和党の政策は、民主党よりも
「小さな政府」志向であるし、
大統領と議会が別の政党であれば、
容易に経済対策等ができないからです
ところが、選挙開票中盤以降から、
民主党が予想以上に
検討していることが伝えられ、
ドル円はショートカバーで上昇しました
選挙結果が確定するまで
時間がかかりそうですが、
上院はおそらく民主党が
コントロールすることになりそうです。
そうなると、それを材料に
ドル円を買うプレーヤーも出てくるでしょう。
結局は調整相場。
年末が目前に迫り、利益確定をしたい人が
増えているのでしょう。その深さが問題で、
もっと深く下がりそうにも見えましたが、
ドル円には
しっかりとした買いがもどってきました。
問題はどこまで戻るかです
DXY(ドルインデックス)はCPIで反発するか
値動きは激しいですが、DXYはやや下げ渋りとなっています。
CPIを控えて、方向感の乏しい展開になっているだけかもしれません。
ストキャはやや買いシグナルが点灯しそうなチャートになっています。
CPIの結果如何でドル指数は上昇するかもしれません。
CPIは悪いと思います。
パウエル氏も言っていましたが、ラグがあるといっていましたし、
粘着性の項目で物価高となっているとのことでしたので、
そんなに急に改善は無いと思います。
以下、私の妄想です。
パウエル氏はインフレと戦うといいながら、
ややハト派よりのFOMCでしたが、
これは中間選挙を控えて、政治的圧力があったのではないか。
中間選挙後は、政治的圧力もおさまり、
改めてタカ派よりのFOMCに戻るのではないか、
そんな風にも思います。
ドル指数はもしかしたらCPI後は
改めて上昇トレンドに乗るのでは?
そんな可能性を感じています。
全てはCPI次第でしょうか。