ハント新財務相の中期財政計画に注目
昨夜19時にハント新財務相は
中期財政計画について発表しました。
英国のハント新財務相は減税計画を撤回し、
光熱費支援策の期間も来年4月までに短縮する。
財政に秩序を取り戻す政策パッケージを発表した。
発表によると、計画されていた所得税減税は無期限に棚上げされる。
配当税の税率引き下げと酒税凍結の計画も撤回する。
ハント氏によれば、今回の方向転換で合計320億ポンド(約5兆4000億円)が節約できる。
ただ、投資家の信頼回復に必要な財源としてエコノミストらが挙げる700億ポンドには届いていない。
前財務相の下で発表済みの所得税最高税率の引き下げ撤回を含め、
首相が先に打ち出した450億ポンド規模の減税案および支援策はほぼ全て撤回されたことになる。
ハント氏は今後数週間に支出削減について追加発表する公算が大きいことを示唆した。
財政案の発表後に英国債マーケットが
反応は良好でポンド円も上昇。
しかし、初期の良好な反応が
終わったあとが正念場。
英中銀は市場買い支え措置を終了しました。
英長期債が崩れてくると、
ポンドの行方もわからなくなるでしょう。
そして、ドル円に介入があるかどうかも
ポイントです。介入がないと、
ドル円は再度高値挑戦中となっています
そろそろ介入または大口の仕掛けが入りそうです