雇用統計発表
昨夜21時半に米雇用統計がありました
結果は
【米】 非農業部門雇用者数変化 前月比(8月)[52.8万人]
予想: 30.0万人
結果: 31.5万人
【米】 失業率 (8月)[3.5%]
予想: 3.5%
結果: 3.7%
【米】 平均時給 前月比(8月)[0.5%]
予想: 0.4%
結果: 0.3%
【米】 平均時給 前年同月比(8月)[5.2%]
予想: 5.3%
結果: 5.2%
ホワイトハウスから、今回は少し弱くなる
というリークが既になされていなした。
ADP雇用統計は13.2万人と悪かった。
その意味では、悪い数字はある程度
織り込まれているとも言えます。
パウエルFRB議長やFRB高官はインフレ抑制を最優先する姿勢を強調。
雇用統計が市場予想を大幅に上回る堅調な内容とならなかったことで、
FRBによる積極的な金融引き締めに対する警戒感がやや後退し、
ダウは取引序盤から買い優勢で推移。
ただ、9月のFOMC前に発表される米消費者物価指数 (CPI)を見極めたいとのムードもあり、
相場の上値は重い。
10年債利回りが下落し、株価は上昇しました。
しかし、後半、きっかけはロシアのガスプロムが
メンテナンスのために稼働を停止していたノルドストリームを、
新たな技術的問題が発見されたとして、
予定通り再開できないと発表したこと。
積極的な米利上げ懸念が根強い中で売りに押され、反落しました。
米雇用統計が労働市場の需給逼迫感を一段と強める内容とはならなかったのを受け、10年債利回りは3.193%と下落 (-2.21%)。2−10年債の逆イールド継続。
米10年債利回り下落を受け、ドル・円は140円205銭に小幅下落。 (-0.01%)。
WTI原油は、G7がロシア原油の価格上限を承認した後、石油先物は上昇を拡大、1バレル 87.12USD(+0.59%)と反発。
Goldは、米10年債利回り下落を受け、1,721.4USD(+0.71%)と反発。
BTCは、ナスダックが下落し、19,932.69USD (-0.44%)と連れ安で、続落。
まとめ
ニューヨーク株式相場は、米雇用統計が労働市場の需給逼迫感を
一段と強める内容とはならなかったのを受け、10年債利回りは3.201%と下落 。
ドル・円は140円119銭に下落。
しかし、後半、ロシアのガスプロムがメンテナンスのために稼働を停止していたノルドストリームを、新たな技術的問題が発見されたとして、予定通り再開できないと発表。
積極的な米利上げ懸念が根強い中で売りに押され、3指数は反落しました
これは押し目買いのスタンス継続です
来週のECBに注目です