まずはチャートチェック!
31日のニューヨーク株式相場は、もみ合いで始まった。売り込まれたハイテク銘柄を中心に安値拾いの買いが入りやすい状況。また、原油先物相場の下落が続き、インフレの高止まりに対する懸念がやや後退していることも、株価の支援材料となった。一方、FRBや欧州中央銀行(ECB)が積極的なペースで利上げを継続するとの観測が依然として相場の上値を抑える要因。週末の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも広がった(Yahoo finance・JIJI.COM・みんかぶFX・FISCO)。
米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は52.2と、予想外に7月52.1から上昇しました
米民間雇用サービス会社ADPが31日発表した8月の全米雇用報告では、非農業部門就業者数は前月比13万2000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の28万8000人増を下回りました。
個別銘柄では、スナップ (SNAP)が急伸 (+8.69%)。一部事業における従業員の削減などのリストラ計画を発表。スナップの幹部二人を起用したネットフリックス (NFLX)も +1.32%と上伸。ベッド・バス・アンド・ビヨンド (BBBY)が急落 -21.3%。既存の150店舗を閉鎖し、従業員の20%を削減する計画を発表。
米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は52.2と、予想外に7月52.1から上昇し、10年債利回りは3.133%と上昇 (+0.74%)。2−10年債の逆イールド継続。
米10年債利回り高止まりを受け、ドル買いも再燃し、ドル・円は138円955銭で小幅続伸。 (+0.1%)。
WTI原油は、OPEC+が減産しないことを受け、1バレル 88.83USD(-3.07%)と続落。
Goldは、米10年債利回り高止まりを受け、1,722USD(-0.82%)と続落。
BTCは、20,203.69USD (+1.03%)と2万ドルを回復し、反発。
「今日のニューヨーク株式相場は、この日発表の米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は52.2と、予想外に7月52.1から上昇。米10年債利回りも、3.133%と上昇。ドル・円は138円955銭で上昇。上値の重さを嫌気した売りが加速し、3指数は4日続落しました。」