FOMC声明文サマリー
米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表
FFレート誘導目標1.50−1.75%に引き上げ
FOMC声明文
「全体的な経済活動は第1四半期に落ち込んだ後、回復したようだ」
「ここ数カ月の雇用の伸びは堅調であり、失業率は低いまま」
「インフレ率はパンデミックに関連する需給の不均衡、エネルギー価格の上昇、より広範な価格圧力を反映し、引き続き高止まりしている」
「ロシアによるウクライナ侵攻は、多大な人的および経済的な困難を引き起こしている」
「侵攻と関連する出来事がインフレにさらなる上振れ圧力を生み出しており、世界経済活動を圧迫」
「さらに、中国での新型コロナウイルス関連のロックダウン(都市封鎖)がサプライチェーン(供給網)の混乱を悪化させる可能性がある」
「委員会はインフレのリスクを非常に注視している」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを1.50−1.75%に引き上げることを決定し、目標誘導レンジの継続的な引き上げが適切になると予想する」
「委員会は、5月のバランスシートの規模を縮小するための計画に記載されているように、保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券を引き続き削減する」
「委員会はインフレを2%の目標に戻すことに強くコミット」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、公衆衛生に関連する情報、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「ジョージ米カンザスティ連銀総裁が0.75%利上げに反対し、0.50%利上げを主張」
米連邦公開市場委員会(FOMC)は15日公表した金利見通しで、今年末時点の中央値を3.4%(前回は1.9%)とした。
これだけ見れば、ドル買いですが
日本国債先物が急落し、
サーキットブレーカーが発動されるという事件がありました
これを材料にドル円を売る人もいたようです
しかし日銀は、現物でのJGB買いを今後も続けると思われます
そうであるなら、先物の値段も最終的にはサヤ寄せされるでしょう
ドル円上昇トレンドの大勢には影響ないはずです
ECBが緊急ミーティングを開きますが
FRBが大規模引き締めに踏み込むという連絡を受けているのでしょう
イタリア国債を救済する措置を検討するはずです
ドル円押し目買いの作戦に変更なしです
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