ラブロフ・クレバ会談は物別れに終わる
期待されたロシア・ラブロフ外相と
ウクライナ・クレバ外相の会談だが、
実質的な進展がなく終わった。
昨日から、緊張緩和を過剰に期待し
リスクオンに傾いていたが、
裏切られた格好だ。
本日、ECB理事会、そして米CPIの発表がある。
ECB理事会は、あまり材料にならないだろう。
今は、ロシアと戦争している最中だ。
金利のような細かい話は誰も興味がないし、
インフレだからといって
引き締めに向かう余裕は欧州にはない。
米CPIはひどい数字になる可能性がある。
前年同月比+6.4%の予想だが、
上回る可能性が高い。
今月のFOMCでは利上げすることは決まっているが、
0.25%であって0.5%ではない。
とはいえ、欧州とのコントラストが
はっきりしてくるだろうから、
ユーロドルが買い戻されたところでは、
戻り売りしたい。