米消費者物価指数で想定通り仕掛けられた?
昨夜米消費者物価指数が発表されました
【米】 消費者物価指数(CPI) 前月比(12月)[0.8%]
予想: 0.4%
結果: 0.5%
【米】 消費者物価指数(CPI) 前年同月比(12月)[6.8%]
予想: 7.0%
結果: 7.0%
【米】 消費者物価指数(CPIコア指数) 前月比(12月)[0.5%]
予想: 0.5%
結果: 0.6%
【米】 消費者物価指数(CPIコア指数) 前年同月比(12月)[4.9%]
予想: 5.4%
結果: 5.5%
市場予想は、前年比でついに7%で
対前月比では0.4%。
コア指数は対前年比5.4%、対前月比0.5%。でした
一方
パウエル議長議会証言は、
予想以上にハト派的でした
もちろん、インフレに対処するとしっかり発言していますが
バランスシート圧縮に関して「今年後半」と
市場予想である7月よりもあとにしたために、
過度な引き締めペースへの懸念が後退しました
その結果、ドルは対ユーロでも、対カナダドルでも下落しました
しかし、米国が利上げしていくのは規定路線です
3,6,9,12月と着実に4回は利上げするでしょう
もしかすると、それ以上になるかもしれません
そうなれば、現実を踏まえて、ドルも上昇するでしょう
ドル円は120円方向に行く局面が今年はあるはずです
今のドル下落はドル買いのチャンスと言えるでしょう