雇用者数が21万人に減速もテーパリング加速が決定される公算なお大きい
11月の非農業部門雇用者数の発表に先立ち、
米ドルは金曜日、対AUDとNZDで上昇。
エコノミストは、55万人の雇用追加を予想していました
結果は
【米】 非農業部門雇用者数変化 前月比(11月)[53.1万人]
予想: 55.0万人
結果: 21.0万人
【米】 失業率 (11月)[4.6%]
予想: 4.5%
結果: 4.2%
これをどう見るべきか
米国の雇用拡大ペースは11月に減速し、
今年に入って最も小幅な伸びにとどま一方、
失業率は市場予想以上に低下しました。
ドル円は一時大きく上げましたがその後下げ展開に
クジラの仕込みがまだ終わっていないのかもしれません
労働市場の改善がまだら模様であることが示されましたが、
景気刺激策の縮小を巡る米金融当局の方針には
影響を与えないとみらているようです
パウエル議長のタカ派的なコメントの後、
テーパリング加速を支持する声も増えています。
サンフランシスコ地区連銀のメアリー・デイリー総裁は、
インフレ対策のために、利上げを考え始めるときが来るかもしれないと述べました。
一方、オミクロン株は世界的に広がり続けており、
世界中の株式市場に大きなボラティリティを生み出しています。
現在、オミクロンはすでに南アフリカで主流な株となりました。
オミクロンの詳細なデータが持ち望まれています。
時間の問題でいずれドルが買われるという思いには変わりはありません