暴落キタ〜 早くないか?
20日の香港株式相場は大幅下落しました
ダウと日経の先物も下落しております
中国恒大が抱える3000億ドル(約33兆円)もの債務履行を巡る不安が
中国の金融市場に波及した結果、他の不動産関連株も急落し、
ドル建てジャンク債(投機的格付け債)指数の利回りは上しました
これに対し、中国人民銀行(中央銀行)は17日、金融システムに1
40億ドルの短期資金を供給しましたが市場は反応していません
この関係で銀行株や中国平安保険(集団)も安くなっています。
リーマンショックの時と同じ状況です
中国政府が大きな金融危機が起きるリスクに対して
全く動かないのかとなると疑問ですが、
香港での国家安全法施行後の共産党は
規制強化一辺倒で来たことを考えると
故意に資本主義的な企業を潰し、
ある程度の市場混乱を受け入れる可のではないでしょうか。
中国恒大がいわゆる社会主義回帰への生贄となるかもしれません
中国恒大倒>FOMCテーパリングの状況か
FOMCの結果によってドル円が最近のレンジを抜けるほどの動きにはならないと思いますが
中国恒大倒産というニュースが入ってくる場合には
ドル円は最近のレンジを下抜けし、4月安値を試す可能性もあるかもしれません。
中国恒大は23日にドル建て5年債(表面利率8.25%)の8350万ドルの利払い期日が23日に到来します
同債のコベナンツ(特約条項)によれば、
支払いの遅れがデフォルト(債務不履行)と判断されるまで
30日の猶予期間が設定されています
今夜のニューヨーク市場の動きが大注目です。
落ちるナイフは鋭そうでどこまで落ちるかです。
そして明日以降の日経も元気を貯めて待っていましたので
ナイフがバウンドしだしたら監視銘柄を買おうと思います。