■ 坐骨神経痛とは!?
坐骨神経痛は、腰から痛みやしびれ、麻痺などの症状が生じ、お尻から足の後ろ側にかけて広がっていくのが特徴です。かなり広範囲に渡って痛みが生じるので、痛みが強くなると日常生活において体の動きが制限されます。
坐骨神経痛の主な原因は、我々人間の体の中で最も長い神経とされる「坐骨神経」が炎症を起こすことによって生じます。ちなみに坐骨神経は背骨から、お尻、脚の裏側にかけて通っています。
坐骨神経痛は痛みには段階があって、極端に痛みが酷くなると、立ちあがることさえ困難になってしまいます。ただし、痛みが酷くても、この状態がずっと続くわけではなく、自然と治るのですが、冬場などは冷えから腰からお尻にかけてコリやすいので、痛みが緩和されにくいです。
『 ストレッチで症状を改善できる!? 』
ですので、ストレッチを行ないながら、血行を改善し、コリを解消することで、坐骨神経痛の症状を改善・解消することができます。
ただし、ヘルニアが原因で坐骨神経痛が生じた場合は、ヘルニアの症状が改善されない限り治りません。その場合は自分で治療することが非常に困難で、手術を要する可能性が高いので、専門医を受診しなければなりません。
ということで、今回は坐骨神経痛に効く3つのストレッチを解説したPreventionさんの記事と動画をあわせてご紹介させていただきます。
坐骨神経痛に効くストレッチ3選!!
■ (1)アップ・ドック
「アップドックのやり方」
まず最初にベット(布団)の上でうつ伏せになります。このとき足はそろえて後ろに伸ばし、体が一本の棒のようにまっすぐの状態になるよう意識してください。
次に息を吸いながら、両手を使って、ゆっくり上体を持ち上げます。このとき痛みを確認しながら行ってください。特に初めてやる場合は慎重すぎるくらい、痛みに配慮しながら、ゆっくりと上体を持ち上げてください。
腕を伸ばしきったらお腹を床から離し、顎を上に突き上げるように斜め上を見上げてください。この状態を10秒間キープします。終わりましたら、ゆっくり息を吐きながら元の状態に戻します。アップドックは、1セット10秒を2〜3セット行ないます。
「アップドックの効果」
アップドックは、上半身を大きく後ろに反らせるさいに体重のほとんどを手のひらで支えるため、腰に負担をかけることなく、腰周りの筋肉を伸ばすことができます。このため坐骨神経痛の痛みを緩和させる効果が期待できます。また、バストアップや二の腕の脂肪を落とす効果も期待できます。
■ (2)ガス抜きのポーズ
「ガス抜きのポーズのやり方」
まず最初にベット(布団)の上で仰向けになります。次に両ひざをかかえて、ももをお腹にゆっくりと引き寄せます。この状態をキープしたまま、5回深呼吸し、終わったらゆっくりと元の状態に戻します。これを5回〜10回ほど行ってください。
もし体が硬くなりすぎて、上図にあるようなきれいなポーズが取れない場合は、両足ではなく、同じ要領で片足ずつ行ってください。筋肉が和らいできたら自然と両足でできるようになるので、それまでは片足ずつ実践しましょう。
「ガス抜きのポーズの効果」
ガス抜きのポーズは、固くなってしまった腰からお尻にかけて伸びている筋肉を和らげ、コリが解消されることで痛みが緩和されます。また、本来ガス抜きのポーズは、お腹にたまったガスを出し切って、腸内環境を整えるためのものなので、ガス抜きのポーズを実践するさい、おならは絶対に我慢しないで下さい。腸の働きが改善されれば次第に便秘の症状も改善されます。
■ (3)コアラのポーズ
「コアラのポーズのやり方」
まず最初にベット(布団)の上で仰向けになって両膝を立てます。次に右足(左足)のかかとを左足(右足)の膝の上におきます。そして、この状態から右手(左手)は膝を持ち、左手(右足)は足の甲を持って息をゆっくり吐きながら胸に引き寄せます。
この状態を30秒間キープします。このとき腰からももの後ろの筋肉が刺激されます。もし痛みが生じる場合は、ゆっくり息を吐きながら出来る範囲内で行ってください。コアラのポーズは、1セット30秒を2〜3回行ってください。
「コアラのポーズの効果」
コアラのポーズは、お尻のコリを効率よくほぐしながら腰の痛みを解消する効果が期待できます。また、お尻のコリがほぐれてくると、次第に冷えの症状も解消されますので、寒い冬の時期は少し長めにコアラのポーズを行ってみてください。
https://healthfitnessbeautydiet.com/blog-entry-1011.html?fbclid=IwAR2yrbNcuRXxPyaDoODsUPqxeK1DKvAInhnn-TVvvshRQAp8AZPP5ETU00A
<コメント>
身体はメンテナンスが大切です。
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