2018年07月09日
第ニ種電気工事士 技能試験 候補問題3、4 ポイントと反省点。
◆候補問題3
スイッチから渡り部分を経由してジョイント部から引掛けシーリングへのタイムスイッチ、ランプレセプタクル、コンセントがある回路。この問題は大きなミスに気付かず終えてしまった。
ポイントはタイムスイッチ(端子台)の部分だろう。配線間違いがないのは当然だが、引掛けシーリングに結線したケーブルを図面通り曲げるとケーブル被覆からIV線が飛び出でてくるので切り揃えてケーブルとIV線の被覆を剥ぎ取り端子台へ配線を行うとキレイに仕上がる。
今回その事をすっかり忘れていた。引掛けシーリングに結線したケーブルを真っ直ぐにしたままケーブル、IV線の被覆を剥ぎ取って端子台に繋いた後、配線図通りにケーブルを曲げたのでIV線のずれが生じて引掛けシーリングに結線した部分の心線が少し見えるほどずれてきた。
欠陥ではないが端子台を使用する他の候補問題もあるので今後気を付けたい。なお、タイムスイッチはコンセントと同じ扱いと考える。他にもランプレセプタクルのところにスイッチを持ってきて結線しまい配線をやり直した。各パーツを作った後、図面通りに仮置きしなかったことが原因。今回はゆっくりやり過ぎて制限時間ギリギリに終わった。
所要時間:37分02秒。
*片づけようと差込型コネクタを切断した後、写真を撮り忘れたことに気付いた。あらためて写真を見ると引掛けシーリングの向きが図面と違うことに今更気付く始末である。これが本番なら不合格である。
候補問題4
5極の端子台から単相100V、3相200Vへの配線が分かれており、100V側はジョイント部を経由して埋込連用取付枠にスイッチとコンセント、スイッチからジョイント部を経由して引掛けシーリングへ繋がる回路。
200V側はジョイント部を経由してモーターと電源表示灯へ繋がる回路。
ポイントは5極の端子台と扱いにくいVVF2.0-3Cがあること。端子台の100V側はN、Lと表示がされているので白と黒線の区別は条件を見なくても分かるが、200V側はR、S、Tと見慣れない表示なので条件をよく確認して繋ぐことくらいか。
100V側では失敗が相次いだ。まず端子台からVVF2.0-2Cの長さはジョイント部を含めて400mmのところを300mmで切断してしまう。指定寸法の50%あればセーフなので問題はなかったが焦ってしまう。次に黒線(非接地側)は埋込連用取付枠からの黒線、端子台からの黒線を結線すればよいが引掛けシーリングの黒線も一緒にリングスリーブで圧着してしまった。またミスったかとガッカリしながら線を切断したところ、何を勘違いしたのか白線(接地側)のリングスリーブを切ってしまった。。。
ということで全ての線をバラしたことになり相当な時間を要してリカバリーした。急いで200V側の配線
作業に掛かる。ここは差込型コネクタなのでさっさといきたいところだが心線太さが2.0mmなので固くてイライラしながら何とかねじ込んで時間ギリギリに終わった。。
候補問題2と同じくリングスリーブ圧着部の配線ミスを繰り返すダメっぷりだった。
所要時間:37分23秒