2021年05月20日
覚書54 長男がオスグッド病A家族の対応
長男が膝痛を発症し、オスグッド病といわれました。
オスグッド病とは、小学校高学年〜中学生程の男の子に多いそうで、
ちょうど成長期にあたる子どもたちに起こるスポーツ障害とのこと。
成長期によくあるとはいえ、そこで痛みを我慢して運動を続けていると
大人(成人)になってからも後遺症を発症するケースもあるそうで軽視できません。
主に膝下が患部になりますが、
痛みや熱感、腫れなどの症状がある場合は、練習を休んでとにかく安静にすることが大切です。
何もない通常の日々であれば、
仕方ないね、しばらく体育も習い事もお休みしようか、
というところで話が終わるのですが、
なぜ、ここにきてオスグッド病!?と言いたくなってしまうのは、
月末に運動会を控えているということと、
1か月後に習い事の大会があるためです。
野球やサッカーなどのユースで
毎日数時間練習しているというわけではないのに、
なぜ?!と思ったりもしましたが、
長男の1日の行動を考えてみると、
往復1時間で毎日小学校に登校。
学校では毎日昼休みにお友達とサッカーをして過ごす。
帰宅後、天気の良い日は公園で1時間強鬼ごっこ。
週に2日は習い事の空手。
そして空手の大会が近いため、習い事のない曜日はパパと練習。
週末の午前中はパパとバスケットボール。
というようなスケジュールでした。
まあまあ遊んでました。動いてました。
そして、運動系イベントが控えていたため、
普段よりも力を出していたのかもしれません。
小学校は今月末が運動会で、長男にとっては最後の運動会です。
バスケはクラブや部活などではなく、
最近「スラムダンク」にはまっていた長男が、
毎週のように週末にパパと近くの公園で、バスケの練習を嬉しそうにしてました。
普段の習い事は週に2日の空手ですが、
こちらも大会が迫ってきており、家での練習も行っていたところです。
蹴りの威力が上がったそうで、右脚のキックを入念に行っていました。
どれも本人にとって、脚に負担がくるものばかり。
確かに症状が出てしまってもおかしくなかったのかもしれません。
でもやりきれない!!
医者からは遠回しに運動会からは出るなと言われましたが、
正直最後の年だし、
コロナのせいもあって、時間短縮で行う運動会だし、2種目だから出てもいいんじゃないか、と
最初は思っていました。
多分本人もそうでしょう。
しかし、オスグッド病と言うものをググってみて
色々と調べたところ、症状が出ているのに無理をすると
炎症で隆起した軟骨がそのまま成長過程で固まってしまうかもしれない。
すると痛みなどの不具合に悩まされてしまうかもしれない、というのです。
段々心配になってきました。
長男はもらった湿布を貼ったら、痛みが無くなった、と言ってたけど。
どうなんだろう。
パパと話しました。
「長男に決めさせたら」と一言。
「痛みの具合を一番よくわかっているのは本人だから」と。
運動会出たいのであれば出ていいけど、但しそれで起こりうるリスクについては
よくよく話をしておいた方がいいよね、と言うことでした。
今回運動会が終わると、来月は修学旅行が控えています。
修学旅行が終わると、空手の大会があるんです。
そんな感じで、イベント目白押し。
もしかしたら、そのイベントに出れなくなるかもしれない。
もしかしたら、一生その痛みと付き合っていかなくてはいけない、というリスクを
しっかり話しておきなさいと。
その上で本人に決めさせるのがいいんじゃないか、ということでした。
長男はしっかりしてるし、もう6年生だから、
自分のことを自分自身で決断してもおかしくはない年ごろです。
その上でどうするか、ということを考えさせるにも必要なことかもしれません。
そのように考えて、パパからの話を今朝長男に伝えました。
すると帰ってきた言葉が、
「運動会出れないなら、俺学校行く意味ないよね。」と。
何の種目にも出れなくて、ただ椅子に座って一人でいる、ということを考えて
辛くなってしまったのかも。
とりあえずその場にいることで、運動会に参加しているということになるし、
行かなかった思い出よりも参加した思い出の方がいいのでは、と伝えてみました。
腑に落ちない顔をしていましたが。
子供が学校に行った後、少し落ち着いて考えてみたら、
なんだか途方もない大きなことを、長男の背中の上にどっさりとのせてしまったかな、と思いました。
6年生、されど小学生。
まだまだ経験も未熟です。
スポーツクラブに在籍しているわけでもないので、
今回のようなことで苦しんでいる先輩や同胞の姿を見たこともないから、
自分の身に置いて考えたことなんてないでしょう。
まだ実感としても薄いのかもしれない。
でも日にちが差し迫ってきた時に、自分だけ直前の運動会に出れないかもしれない。
動きたいのに、怪我のせいで休まなければならない、という現実は
きっと辛いなあ。
長男にとって今回初めて知る感情だと思います。
今までも、捻挫や骨折は幾度かしてきたけど、
そのあとに大きなイベントが控えていることがなかったから、経験も初めてです。
なのに、将来もスポーツができない可能性があるなんて言ってしまったら、
今後怖くて動けなくなってしまうかも。
私もスポーツで怪我をして、という経験がないので、
上手くアドバイスしてあげれない。伝え方も間違ったような気がする。
反省です。
難しい。何が正解なのかわからない。
でも、何が起きても、どうなっても、
長男の味方であることは変わりないよ。
いつも近くにいて応援するよ、サポートするよ、
だから一緒に頑張ろう、と言うことはできる。
学校から帰ってきて、様子がどんなか、症状はどんなか聞いてから、
もう一度しっかり話そうと思っています。
オスグッド病とは、小学校高学年〜中学生程の男の子に多いそうで、
ちょうど成長期にあたる子どもたちに起こるスポーツ障害とのこと。
成長期によくあるとはいえ、そこで痛みを我慢して運動を続けていると
大人(成人)になってからも後遺症を発症するケースもあるそうで軽視できません。
主に膝下が患部になりますが、
痛みや熱感、腫れなどの症状がある場合は、練習を休んでとにかく安静にすることが大切です。
何もない通常の日々であれば、
仕方ないね、しばらく体育も習い事もお休みしようか、
というところで話が終わるのですが、
なぜ、ここにきてオスグッド病!?と言いたくなってしまうのは、
月末に運動会を控えているということと、
1か月後に習い事の大会があるためです。
野球やサッカーなどのユースで
毎日数時間練習しているというわけではないのに、
なぜ?!と思ったりもしましたが、
長男の1日の行動を考えてみると、
往復1時間で毎日小学校に登校。
学校では毎日昼休みにお友達とサッカーをして過ごす。
帰宅後、天気の良い日は公園で1時間強鬼ごっこ。
週に2日は習い事の空手。
そして空手の大会が近いため、習い事のない曜日はパパと練習。
週末の午前中はパパとバスケットボール。
というようなスケジュールでした。
まあまあ遊んでました。動いてました。
そして、運動系イベントが控えていたため、
普段よりも力を出していたのかもしれません。
小学校は今月末が運動会で、長男にとっては最後の運動会です。
バスケはクラブや部活などではなく、
最近「スラムダンク」にはまっていた長男が、
毎週のように週末にパパと近くの公園で、バスケの練習を嬉しそうにしてました。
普段の習い事は週に2日の空手ですが、
こちらも大会が迫ってきており、家での練習も行っていたところです。
蹴りの威力が上がったそうで、右脚のキックを入念に行っていました。
どれも本人にとって、脚に負担がくるものばかり。
確かに症状が出てしまってもおかしくなかったのかもしれません。
でもやりきれない!!
医者からは遠回しに運動会からは出るなと言われましたが、
正直最後の年だし、
コロナのせいもあって、時間短縮で行う運動会だし、2種目だから出てもいいんじゃないか、と
最初は思っていました。
多分本人もそうでしょう。
しかし、オスグッド病と言うものをググってみて
色々と調べたところ、症状が出ているのに無理をすると
炎症で隆起した軟骨がそのまま成長過程で固まってしまうかもしれない。
すると痛みなどの不具合に悩まされてしまうかもしれない、というのです。
段々心配になってきました。
長男はもらった湿布を貼ったら、痛みが無くなった、と言ってたけど。
どうなんだろう。
パパと話しました。
「長男に決めさせたら」と一言。
「痛みの具合を一番よくわかっているのは本人だから」と。
運動会出たいのであれば出ていいけど、但しそれで起こりうるリスクについては
よくよく話をしておいた方がいいよね、と言うことでした。
今回運動会が終わると、来月は修学旅行が控えています。
修学旅行が終わると、空手の大会があるんです。
そんな感じで、イベント目白押し。
もしかしたら、そのイベントに出れなくなるかもしれない。
もしかしたら、一生その痛みと付き合っていかなくてはいけない、というリスクを
しっかり話しておきなさいと。
その上で本人に決めさせるのがいいんじゃないか、ということでした。
長男はしっかりしてるし、もう6年生だから、
自分のことを自分自身で決断してもおかしくはない年ごろです。
その上でどうするか、ということを考えさせるにも必要なことかもしれません。
そのように考えて、パパからの話を今朝長男に伝えました。
すると帰ってきた言葉が、
「運動会出れないなら、俺学校行く意味ないよね。」と。
何の種目にも出れなくて、ただ椅子に座って一人でいる、ということを考えて
辛くなってしまったのかも。
とりあえずその場にいることで、運動会に参加しているということになるし、
行かなかった思い出よりも参加した思い出の方がいいのでは、と伝えてみました。
腑に落ちない顔をしていましたが。
子供が学校に行った後、少し落ち着いて考えてみたら、
なんだか途方もない大きなことを、長男の背中の上にどっさりとのせてしまったかな、と思いました。
6年生、されど小学生。
まだまだ経験も未熟です。
スポーツクラブに在籍しているわけでもないので、
今回のようなことで苦しんでいる先輩や同胞の姿を見たこともないから、
自分の身に置いて考えたことなんてないでしょう。
まだ実感としても薄いのかもしれない。
でも日にちが差し迫ってきた時に、自分だけ直前の運動会に出れないかもしれない。
動きたいのに、怪我のせいで休まなければならない、という現実は
きっと辛いなあ。
長男にとって今回初めて知る感情だと思います。
今までも、捻挫や骨折は幾度かしてきたけど、
そのあとに大きなイベントが控えていることがなかったから、経験も初めてです。
なのに、将来もスポーツができない可能性があるなんて言ってしまったら、
今後怖くて動けなくなってしまうかも。
私もスポーツで怪我をして、という経験がないので、
上手くアドバイスしてあげれない。伝え方も間違ったような気がする。
反省です。
難しい。何が正解なのかわからない。
でも、何が起きても、どうなっても、
長男の味方であることは変わりないよ。
いつも近くにいて応援するよ、サポートするよ、
だから一緒に頑張ろう、と言うことはできる。
学校から帰ってきて、様子がどんなか、症状はどんなか聞いてから、
もう一度しっかり話そうと思っています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10740712
この記事へのトラックバック