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2022年10月18日

平田家でカーニバル!

必ずお読みください!

平田家でカーニバルが行われた。いや、ヒラタケ祭り。

8日 小森の左側崖伝いの倒木。今年はウスヒラか?

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9日 たぶん今年ラストタマゴタケ(首吊り山)・ミョウガ(やべー場所忘れた)・
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11日 クイズ ある生物がいます。わかるかな?学校森のヒラタケ。今年は早いなぁ・・・

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↑ここにも「ある生物」が・・・おわかりかな?


15日

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いい感じのキクラゲ。これはアラゲではなくホンキクラゲかも。だとしたらちょっとうれしいなぁ。
2枚目はヒラタケ。いつもキクラゲとれるとこ。去年ちょろっとヒラタケが出たのが今年はこんなに大爆発。

今年はヒラタケが早いなぁと思って、例年12月に出るところを見てみたら、ヒラタケではなくウラベニガサが出ていた。この前ちょこっと話たけど、ウラベニガサってこんな感じ。4枚目を見るとわかるけど、裏側がうすらぼんやり紅っぽいでしょ?これが見分けのポイント。

ウラベニガサは食えるきのこだけど、見るからにまずそうだし実際まずいって話だし、私は食ったことない。今後もよほどの飢餓にでも遭わない限り食う予定はない。


16日 平田家すごい・滑落してぶちまけた・・・

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かなりの数のヒラタケを収穫したあと見事に滑落・・・キレイなヒラタケが泥だらけになってしまった。もちろん洗えば問題なく食える。

2枚目。崖から沢にぶち落ちた倒木に発生したヒラタケ。念のため持参した2つめの袋もこれでいっぱい。腕が抜けそうな負荷を感じながら坂道をよじ登った。

3枚目。このヒラタケをよく見ておいたほうがいいかも。死者を多数出しているスギヒラタケはこういう感じで発生する。まあもうちょっと平たくどばーって感じで発生するけれど、漏斗状というんだろうか、円錐っぽいフォルムがスギヒラタケの特徴であることが多い。

ちなみにこれは完全なヒラタケですよ。食っても問題ない。スギじゃないノーマルヒラタケもたまーにこんな感じで生えることはある。ウスヒラはないね。


17日 連日の祭り

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18日 楽勝で10kgはある・サワガニ

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高すぎて全部は採れなかった。3割くらい採った。でも下のほうにナラタケがまた大量に出ていたので、かなりの収穫になった。ちなみにここ、前にも載せた「怖い画像」の木ね。今夜さっそく食ったけど、ナラタケうまかったー。

昔はよくサワガニ食ったけど、久々にまた食おうかなー。すごくかわいいカニなんでね、ちょっとかわいそうではあるんだけど、かなりうまいカニであることも確かなんで。

来年あたりサワガニでもなんでも食わなければならないことになるかもね。


てことで、正直、今年はヒラタケ事情が相当キビシイと予測していたので、ここまではうれしい大誤算である。おそらく20は楽勝でクリア。30くらいいってるかもね。すでにかなり食ったし。もうほぼ去年くらいの量は確保できた。ただ雨が多くて乾燥ヒラタケがまだ心もとない。佃煮ばっかりになっちまって、これひと冬で食い尽くしたら病気になるよ。うまいから気を付けなければ。

ちょっと前にガツンと寒い時期があって、それでヒラタケスイッチが入った感じ。とはいえ、昨年まで採れていたはずのホダが片っ端から折れてしまったので、まだまだ予断は許さない。とにかく晴れてほしい。そして引き続き良型のヒラタケにバンバン発生してもらいたいものだ。

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2022年10月04日

とても怖い画像

必ずお読みください!

9月29日 あっち側の沢伝いM登山口車止めの斜面。ミョウガ60個

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30日 いつもの沢伝い急斜面。ウスヒラタケ

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10月1日 林道アケビ手前 ヒラタケ3〜4kg

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ヒラタケとウスヒラタケのどっちもとれるくらいだから、ここらへんはまだまだ秋の走り。最近は暦なんてあまりアテにならない。

その数日後、上記30日にウスヒラタケがとれたのと同じホダで、非常に怖いことが起こっていた。別に画像が怖いとかこの世ならざるものが映り込んでいるとか、そういうことではない。ではなにが怖いのか、画像を見ながらみなさんにも一緒にお考えいただこう。これである。

4日 30日のほだ木と同じ。新たなウスヒラタケと大量のナラタケ出現

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さあ何が怖いかおわかりになりましたか?新たに発生したウスヒラタケ、見えるだろうか?白くてぺらぺらのやつね。その後ろの、さらに腐った黒っぽい木に、やや大量のきのこが発生してるのも見えるでしょ?これ、ナラタケ(の一種)なんですよ。ここらへんでは正直あまり見ないタイプのナラタケなんだけど、モドキではないほうの、私はいつも採るほうのナラタケ。

ここまでは別に何も怖いことはありませんね。でもよーく見ていただきたい。群生するウスヒラタケの中に、後ろのナラタケと同じようなきのこが見えるだろうか?

いや別にね、このきのこが凶毒きのこというわけではないんです。これも後ろのと同じナラタケ。ただ怖いのはここから。あくまでも私の考察なんですけどね。ひとつ注意。これ画像で見る限りではちょろっとあるだけに見えるかもしらんけど、この裏面とかもっと下のほうにもウスヒラ&ナラタケの大混生エリアが存在しており、混生域は相当広かった。これを踏まえて考察していく。

きのこ、あるいは菌類(ウイルス含む)ってのは、うまい具合に住み分けて発生する性質があるらしいんですよ。だからコロナとインフルって同時発生はほぼしないでしょ?今回の場合例外的に同時感染というけっこうマヌケな災難を食らった人もいたみたいだけどね。

でもこれっておそらく、旧コロナ由来の交差免疫を無視してバンバン撃っちゃってる人の特典だったんじゃねえの?という気が個人的にはしている。まあ一種のADEと考えると合点がいくんでねえの?医者じゃないから知らんけど。まあそれはともかく。つまり要はね、ヒラタケが生えているところにほかの菌が入り込むことって、ほとんどないんです。

ムキタケとツキヨタケって同じような時期の、まったく同じ木に発生することがある。しかしこの場合、ムキタケはムキタケエリアに、ツキヨはツキヨエリアにちゃんと住み分けて発生する。私も見たことがある。ムキタケは下のエリア、その境界あたりがやや微妙な感じ(混生ぎみ)ではあったが、あきらかに上のエリアにツキヨが発生していた。この混生域のツキヨムキタケをばんばかとっちゃうと、ツキヨ毒を食らっちゃうパターンなんだろうね。

しかし上の画像の場合、ヒラタケの真っただ中に、これみよがしのナラタケが発生しているのだ。もちろんヒラタケもナラタケも食えるどころかとてもおいしいきのこだから、この場合なにも怖いことはない。しかし、もしこのナラタケがスギヒラタケ(摂取後脳性障害で死者多数)だったとしたらえらいことですよ。ウスヒラタケとスギヒラタケ、まあ個人的には似てねえとは思うけれど、注意していないとどっちもウスヒラだと思ってとっちゃうリスクは十分すぎるほどある。

そしてもし上のウスヒラが、ナラタケによく似ているコレラタケだったらさあどうだ・・・怖いっしょ!!まあ今回のナラタケはコレラと間違いようもないくらいバカでかいナラタケだったけれども、ふつうサイズでちょっと古いナラタケだったりしたら、画像の具合に混生するコレラタケを見分ける自信は、私にはない。

ただ今回に関しては、今まで起こることはないだろうと思い込んでいた事象が白昼堂々起こってしまったわけだから、今後ウスヒラスギヒラとか、コレラナラタケとか、そういった恐怖が常に付きまとうことになる。まあコレラだったら1週間後に割とあっさり死ぬことができると思うが、大量のチチタケに混じってドクササコなんてホイホイ摘んじゃったら、これはもう地獄。個人的にドクササコは一番当たりたくない毒である。

ここでその詳細は避けるが、興味ある人はドクササコ、あるいはコレラタケと同じ種類の猛毒を含むタマゴテングタケあたりでその毒性や症状をお調べいただくといいかもしれないですね。まあかなりショッキングなことが書かれていると思うので、お調べになるなら自己責任で勝手にやってください。

さて、ちょっと見慣れないナラタケだったので、例によってつぶさに観察してみることにした。実はこれ、網に入れて4時間くらい乾燥させちゃったあとなので、柄や傘の鱗片および小さなツバがみんな取れちゃって、なんだかウラベニガサみてえなフォルムになっちゃったが、ナラタケの系統のきのこであることは間違いない。

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ただナラタケってのはかなりたくさんの種類分けがすでに済んでおり、ナラタケモドキだけは毒きのこ認定されてしまったのだが、ほかは一応変わらず食菌扱いである。ちなみにウラベニガサは見た目も味も香りも悪く、どうせなら毒になってくれたほうがいいのにな、と常々思っているきのこ。このへん多いんだよ。

個人的に一番似ているなと感じたのが、世界最大の生物として認定されている(いやほんとですよ!)オニナラタケに近いかな、という気がしている。ただオニナラにしては傘と柄の比率がちょっと違うきがしないでもない。オニナラは相当ゴツゴツしているらしいが、今回のはそこまでゴツゴツしていない。干したらもっとあっさりぬっぺりした感じになってしまった・・・

まあナラタケ類であることは間違いないので、今夜これからどぶろくでもちびちびやりながら、ちょっくら食ってみようと思う。ヒラタケもうまいけど、ナラタケもうまいっすよ!

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