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2019年01月07日

第14R〜新春の野草

必ずお読みください!

おめでとうございます。

だいたい5年に1年のペースで正月はずっと仕事に追われることになる。その後も業界のマイナーチェンジが2〜3年に1回ずつくらい行われ、その都度けっこうな攻撃を受けるが、今年はその「5年に1回」に当たる年で、山に行くのは久々である。

昨日まででいちおう締め切りまでのメドがたったのだが、仕事始めの「本日夕方」が実はたいへんな危険日であって、このあとどばーっと仕事が入る危険性が実は高い。新年早々まったくありがたいことである。

ということで、私に残された猶予はあと数時間。とり急ぎ久々の山に入り、さっそく冬山の幸を収穫してきた。新年最初のブログだから、まずは予想の形をとろうか。こいつです。

ハコベ0.JPG

今日は「七草がゆの日」である。だから七草がゆにちなんだ食材がテーマ。要は、七草がゆのメイン食材「七草」のうちの「ひと草」ですね。まだ食っていないが、さっそく予想をする。

◎ ハコベ(ラ)
○ ナズナ
△ セリ
△ ゴギョウ
△ ホトケノザ
△ スズナ
△ スズシロ

まあこいつは山に入らずとも、そこらへんの道っぱたにわんさか生えているのでご存知の読者も多いと思う。私も毎年こいつを食っているので、「◎ ハコベ(ラ)」で間違いない。まあ正直そこまでうまいと思える野草ではないのだが、いちおう縁起ものというか、時期ものなので、ちょこっとつまんで採取してきた。

とにかくものすごい量のハコベが生える。何しろアスファルトの間隙を衝いて生える野草だから、ちょこっと山に入れば腐るほど生えている。

ハコベ1.JPG

これもハコベ。

ハコベ2.JPG

こいつらも全部ハコベ。

ハコベ3.JPG

1人じゃ無理!みなでハコベー!という量(新年早々恐ろしくくだらないことを言ったと思う)

冬の野菜不足の時期には意外と貴重な野草だったりする。まあ好んで食いたいとは思わないが、猫がきまぐれにそこらへんの草をかじる程度には必要性を感じる野草ではあるだろう。

どうせこんな野草を食うのは私だけ。家族は見向きもしない。だいたいあの連中は私がとってきたものなんて絶対に食わない(ヒラタケを除く)。そのかわり、食わないコイツ(↓)は意外と好評で、リクエストが絶えない。

朴葉.JPG

朴葉(ほおば)ってやつですね。食わない朴葉がいったいなぜ家族の好評を得ているかというと、これ、皿の上に敷くと肉や魚の脂が皿につかないため、洗うのがラクというメリットがあるから。しかも火(熱)にも強いため、フライパンの上で肉や魚を焼くとフライパンが汚れないというメリットもある。

だからこの葉っぱはけっこうビッグサイズなんですよ。これ、一番幅が広い部分は私の顔の横幅くらいのサイズ感。長いほうは大ぶりの尾頭付きサンマなら余裕をもって布団となることができるサイズである。

そういう理由で、洗い物担当の家族による「朴葉を拾ってこい」というリクエストが多いのだ。でもこれ、かなりデカイ袋を持って行かないと入りきらないし、入れば入ったでかさばるからけっこうめんどい葉っぱでもある。

まあ火に強いということで「朴葉みそ」というメニューがけっこう有名で、酒のみにも合いそうなメニューなので、いつかチャレンジしてみたいと思う。ただ、今はまだその時期ではないので、収穫したキクラゲでも乗せて新年はじめのブログを終わろうと思う。

キクラゲ朴葉.JPG

今年もお願いします。
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