2014年10月23日
癌について学ぼう!
健康トリビア48
癌について学ぼう!序章
本日のYahooニュースより
「がん狙い撃ち新物質、シカゴ大・中村教授が発見」
【ワシントン=中島達雄】がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新しい有力候補となる化合物を見つけたと、米シカゴ大の中村祐輔教授の研究チームが22日、米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」に発表した。
中村教授によると、この化合物を使ってマウスで実験したところ、肺がんが完全に消えたという。
研究チームは、がん細胞の増殖で重要な役割をする「TOPK」というたんぱく質に注目。30万種類の化合物の中から、TOPKの働きを妨げる化合物を探し出した。
この化合物を、肺がんのマウス6匹に週2回ずつ3週間、注射した。すると、5匹のがん細胞は、最初の注射から25〜29日後に完全に死滅した。TOPKの働きが妨げられ、がんの細胞分裂が止まったとみられる。化合物をそのまま投与すると白血球が減るなどの副作用があったが、化合物を脂質の膜で包む改良を加えると、副作用は小さくなったという。
癌の種類や名称は多種多様です。
一般的には、「肺がん」「胃がん」「肝臓がん」「脳腫瘍」というように、癌ができた臓器の名前の後ろに「がん」や「腫瘍」をつけて、癌の種類を分けています。
癌ができる組織による分類もあります。
上皮細胞(消化管の粘膜や肝細胞などの細胞の表皮部分)にできるものを「癌」、非上皮細胞(骨、軟骨、筋肉など、臓器を結合する組織細胞)にできるものを「肉腫」、造血器(血液、リンパ液、骨髄)に出きるものを「白血病」、「悪性リンパ腫」、「多発性骨髄腫」などと呼びます。
一般的には、漢字の「癌」と「肉腫」を総称して「がん」と表現しています。がんの大部分を占めるのは、上皮細胞にできる“癌”です。
まれに、「癌」と「肉腫」が混在する「癌肉腫」が発生することもあります。
からだの中にできる細胞のかたまりを「腫瘍」と言います。腫瘍は良性と悪性に分けられます。
良性腫瘍は、増殖のスピードがゆっくりで、その場で大きくなるのみで、切除すれば再発することはほとんどありません。
それに対して悪性腫瘍は、異常に増殖し続け(自立性増殖)、周囲の組織や遠くの臓器にまで広がります(浸潤と転移)。この悪性腫瘍が、がんです。
良性と悪性の区別は、顕微鏡を用いた病理組織診断により行われます。
毎年定期健診を受けられている人でも、初期で見つけられるがんに成長するまでに8年から10年かかると言われていますので安心はできません。
ひとつ一つの癌については、また詳しく述べるとしますが今日の記事にもあるように、医療技術は日々進化を遂げていますのでおそらく近い将来がんは、完治できる病気と成り得ますが癌になるべくならならないようしたいものです。
癌は、遺伝的な要因もありますが誰にでも成り得る病気です。 現に私達は、普段の生活の中でも発がん性物質となり得るものを沢山摂取していますが生体防御の働きにより常に知らないところで戦ってくれていています。
たまたま、癌にならない人は、免疫細胞である「白血球、リンパ球、T細胞、B細胞、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、好中球」などが頑張ってくれて守ってくれているだけなのです。
それたの免疫細胞に力を与えたり、増やしたりするには、良い食事を採り、ストレスを溜めず、適度な運動し、規則正しい生活を送り、毎日笑顔で暮らすことが第一です。
みなさんが健康であり続けるよう本日も、明るく、楽しく、元気よく!をスローガンにして、今日も、良い一日をお過ごし下さい!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2896868
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック