2014年10月03日
人間の歯はなぜ32本あるのか?
健康トリビア30
人間の歯の数はなぜ32本なのか?
歯の数は、その動物がどのような食性を持っているかで決まります。
例えば、肉食動物の歯は、先のとがった犬歯のような歯ばかりです。
これは、動物が肉を噛みちぎるのに適しているからです。
これに対して、草食動物は、植物を噛み切るのに適した薄くて四角い門歯のような歯と、噛み切った後に磨り潰すための臼のような歯、臼歯を持っています。
人間の歯の数は、全部sで32本(親知らずを含む)あります。
その内訳は、門歯(前歯)が上下に2対ずつ、犬歯(糸切り歯)が上下1対ずつ、そして臼歯が上下に5対ずつなっています。つまり人間の場合は、肉(動物食)を食べるための犬歯が「一」なのに対して、植物を食べるために歯は、「七」あるということです。
この「七対一」という歯の割合を、そのまま植物食と動物食のバランスに当てはめてかんがえると理想的な食事のバランスは、植物食85%、残り15%を動物食となります。
つまり、人間にもっとも適した食事のバランスは、植物食と動物食のバランスは、85〜90対10〜15 全体としては、穀物を50%、野菜果物を35〜40%、動物10〜15%
植物食の占めるウエイトが多いように感じられますが、人間の遺伝子にもっとも近い遺伝子(98,7%)を持つチンパンジーの食事を見ると95.6%は植物食です。
その内訳は、果物50%、45,6%が木の実や芋類、その残りのわずか4蚊ら%がアリなどの昆虫を主とした動物食なのです。 彼らは、魚すら食べません。
内視鏡でチンパンジーの胃の中を覗くと人間とほとんど同じです。それに多くの人間の胃よりも遥かに綺麗な胃をしています。
人間と違い、野生動物は、病気になると直ぐに死んでしまいます。彼らは、食が自分達の命を養い、健康を守る大切なものであることを本能的に知っているのではないかと考えられます。
私達、人間も自然にならい、もっと食の基本に立ち返れば、多くの病気で苦しむ人も改善されれうのではないと思うことろです。
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